ディエゴ・シュワルツマン選手の使用ラケットやプレースタイルを動画とともにご紹介

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2020年のローマオープン(クレー)でナダルに勝利した後、全仏オープンでは自己最高のベスト4まで勝ち残り、プチ覚醒した感のあるシュワルツマン。

テニス界では小柄ながら、抜群のフットワークを武器に大柄な選手達と対応に戦っています。

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過去の選手でいうと、マイケル・チャンやダビド・フェレールのような「熱い」プレーをする選手です。

2017年くらいから活躍していた選手なんですが、最近「試合の組み立て方」がいいなぁと個人的注目度が上がってきたので、シュワルツマン特集をやってみたいと思います。


プロフィール

シュワルツマン
プロフィール

身長:170cm

体重:64kg

生年月日:1992年8月16日

国籍:アルゼンチン

利き腕:右(両手バック)

170cm、64kgとか日本を歩いていても普通にいそうですよね。

ただ、実際に見たことのある友人は、「厚さが尋常じゃない!」と話していました。

大柄な選手に勝つため、激しいトレーニングをやっているんでしょうね。

主な戦績

2019年
  • アルゼンチンオープン(ATP250/クレー) 準優勝
  • ロス・カボス(ATP250/ハード) 優勝
  • エルステ・バンク・オープン(ATP500/ハード) 準優勝
2020年
  • コルドバ・オープン(ATP250/クレー) 準優勝
  • ローマオープン(ATP1000/クレー) 準優勝
  • 全仏オープン(グランドスラム/クレー) ベスト4

プロ転向は2010年と結構長いのですが、ここ2年くらいで結果が出てきているように見えます。

2020年ローマでナダルに勝ち、
全仏準々決勝でティエムとの死闘を制して堂々のベスト4

は今後の躍進につながる気がします。

プレースタイル

シュワルツマン

シュワルツマン自身、自分の武器は

  • リターン
  • ムーブメント

と話しています。

コート内を縦横無尽に走ってボールを拾いまくり、構えて打てばスピンの効いた威力のあるストロークで押し込んでいきます。

相手としてはラリー戦になると厳しいので、早めにポイントを終わらそうとして「無理」をしてミスをさせられてしまいます。

サービスはエースこそ少ないですが、プレースメント(深さとコース)が良く、ポイントを優位に進めることができています。

余談

私は「相手が強い!」と感じると、ついサービスのスピードに頼って崩れていく傾向があるので、このプレースメントは見習いたいです。

リターンの返球率も高く、リターンゲームでも得意のストローク戦にもっていき、ポイントを重ねています。

シュワルツマンコーチによるリターン講座

シュワルツマンがリターンについて語ってくれてます!

ご参考にどうぞ。

 

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A master of the return 👌

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使用ラケット

使用ラケットは、HEAD のラジカルシリーズ。

これまではマレーモデルとして認知されていましたが、これからはシュワルツマンモデルとして認知されていくと思います。

このラケットは、「反発」「回転」のバランスが良く(良い意味で癖が無い)、自分のやりたいことが表現しやすいのが特徴です。

30年近い歴史もある、伝統あるシリーズとなっています。

着用ウェア

FILA契約です。

男子テニス選手では珍しい・・・かな?

試合動画/練習動画

  • 2020 ローマ 準々決勝

  • 2020 全仏準々決勝

やはりフットワークが尋常じゃない!

ドロップの使い方もうまいですね。

パワーで勝てない選手と試合をする時の参考にしたいと思います。(できるできないは別としてww)

まとめ

以上、シュワルツマン選手の特集でした。

「小さな巨人」とも言われている所以がわかりますよね。

体格(パワー)で劣る選手の勝ち方を研究したい方のヒントをくれる選手です。

すごく若い、というわけではありませんが、今後どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。

陰ながら応援していきたいと思います。

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