先日の練習は「サービス」を約2時間打ちっぱなしのストイックな内容で行いました。
課題は、
「下半身の力をボールに伝えきる」
というもの。
自分の練習動画を見てみると、トロフィーポーズの時点で重心が前(左足)の方へ流れてしまっていて、蹴り上げのパワー全く使えていない姿が映っていました。
数回意識して練習をしてみたのですが、効果がみられず、
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/03/639153-e1592992182109.jpg)
ということで、サービス特化練習を敢行。
結果、かなりの収穫を得ることができました。
備忘として、重要なポイント3点をまとめてみたいと思います。
重心に着目するきっかけ
そもそも、重心の位置に着目するキッカケになったのが、日課のYOUTUBE閲覧で見つけたこの動画。
- 左足に重心が流れて下半身の力が伝えきれていない人が多い
- スピードを出すには腕ではなく下半身の力
この内容が心に刺さり、自分も重心が流れずに「タメ」が作れればパワーアップできそうだ!と「のびしろ」を感じたのが要因です。
コーチのアドバイス1
自分の症状(重心が前にながれちゃう)を簡単に話した後、実際に打ってみると、
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/06/スクリーンショット-2018-06-15-22.43.27.png)
あ〜確かに流れてますね。
では1回重心を感じるための確認をしてみましょう。
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/06/スクリーンショット-2018-06-15-22.43.27.png)
左足でボールを踏んでトロフィーを作ってみて下さい。
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/03/639153-e1592992182109.jpg)
はい。
「左足でボールを踏む」というのは以下のイメージです。
![サービスタメの練習](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_8849-1024x683.jpg)
左足つま先でボールを踏みます
![サービスタメの練習](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_8850-1024x683.jpg)
アドサイドのスタンスイメージ
![サービスタメの練習](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_8855-1024x683.jpg)
重心が前へ寄らず、タメの感覚がつかめます。
で、これを実際やってみると、
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/03/639153-e1592992182109.jpg)
ああ、かなりのけぞる感じですね。
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2018/06/スクリーンショット-2018-06-15-22.43.27.png)
そうなんです。イメージ以上に後ろなんです。
じゃあその感覚を忘れないようにして、ボールをとってみましょう。
すると・・
感覚的には右踵の延長線上に頭を残すイメージで、再現できました。
結果、左腰を突き出して「く」の字を作る形になります。
![](https://improving-tennis.com/wp-content/uploads/2019/11/スクリーンショット-2019-11-30-0.01.07.jpg)
脳内イメージはこんな感じです。
これを意識して3球目くらいですかね、腕の力ではなく、「ズドン」とパワーの乗った私の中ではかなり強烈な部類に入る球が飛んでいきました。
コーチのアドバイス2
高い打点でとれているけど、インパクトゾーンに余裕が欲しい
どういうことかというと、
- 高い打点でズレなく毎回打てるのであれば問題ないけど、人間同じ動作はなかなかできない。
- 最高打点で打つイメージだと、インパクトポイントが極端に狭く、「ズレ」がではじめると一気に入らなくなりがち。
- また、ボールの下側を触れる可能性も高くなって、自然なスピンがかかりにくい。
- 少し低いところで打つイメージだと、タイミングに「ズレ」がでても微調整が可能。
- さらに「インパクト後にボールを追い越すスイング」に適していて、自然に回転がかかり伸びるサービスになる。
実際に試してみて「インパクト後にボールを追い越すスイング」の感覚は、最後まで「これだ!」というものが掴めなかったものの、たまにいい落ちと跳ねをするボールを飛ばすことができました。
意識的にスピンをかけるスイングをしたのではなく、「自然に」かかる感じです。
これは磨けば武器になりそうな感触です。のびしろ!!
コーチのアドバイス3
始めより「タメ」はできてきてるけど、その「タメ」がインパクトまで残っている時と、すこし流れてしまっていることがある
上記の2つのヒントを体得する為、一生懸命打っていた時にいただいたのが、このアドバイス。
打つボールの威力にムラがあるのはおそらくこのせいなんだろうな、と腹落ちしました。
これについては、前へ行かないよう強く意識することで対応できました。
収穫と課題
- 仰け反る感じで右足にタメを作る
- 少し低めの打点で捉え、インパクトゾーンに余裕を持たせる
- 重心が前へ流れないよう、徹底意識
この3点を意識することで、
- サービススピード(威力)アップ
- 自然な縦回転のかかったボールを打つヒント
という収穫がありました。
課題は、
- 試合で使える安定性を得る
- 緩急をつけられる技術を得る
- 回転をコントロールする技術を得る
上記です。
今回の特訓では、しっかりと身体をつかうための基礎的な内容が体得できたと思っています。
後は反復練習して、試合で使えるよう、技術に落とし込んでいこうと思います。
頑張ろう!
まとめ
今回の目標であった、「下半身の力をボールに伝える」については、
「左足でボールを踏んだ状態でトロフィーポーズを作る」
というシンプルな練習で感覚を掴むことができました。
だぶん1人で色々やっても気づけなかったので、ためになる練習になりました。
同じ症状でお悩みの方は是非試してみて下さい。
こりゃ一人じゃ無理だ・・コーチに見てもらう必要がありそうだ