サービスの確率を上げようと回転を意識すると、入りはしますがバウンド後に失速するような『伸び』が足りない球になってしまっていました。
このサーブだと相手にあまりプレッシャーを与えられず逆に打ち込まれることもしばしば・・・
すると結局『力』に頼ってしまい確率が下がってしまうという悪循環。
先日放送していたお正月特番『とんねるずのスポーツ王は俺だ!』に出演していた、アンディ・ロディックのサーブを見て、この悪循環を断ち切れる(かもしれない)ヒントを得ることができ、現在それを実践していますが結構いい感じなので、備忘を含め記事にしたいと思います。
コツがよくわかるロディックのサービス動画
現役を引退しましたが番組では200kmを超えるサービスをバンバン打っていました。
実際にロディックのサービスを見たことがある方はご存知かと思いますが、バウンド後の伸びが尋常ではありません。バウンド後に失速どころかなんなら加速しているのでは!?と思うほどです。
その尋常ではない伸びを生んでいるのが、『腰の突き出し』だと思います。(勝手な予想)
↓これ
ここ数回この腰の突き出しを意識して練習を実施しています。
『腰の突き出し』意識で変化したこと
- 回転を意識せずとも自然に順回転がかかるようになった
- ラケットとボールがくっついている感触が強くなった
以前私の中でガニ股状態で打つことで下半身のパワーをボールに伝えようとしていましたが、こちらの方がボールにパワーが乗っている感触があります。
また、腰を突き出すことで右肩の下りが大きくなり、結果上下への入れ替えが大きくなったことでこれまでより回転量が増えたのだと分析しています。
しかもこの回転は『推進力』を犠牲にしていない(スイングで回転をかけていない)ので、『伸び』も期待できます。
<参考>ピート・サンプラスの画像
私の青春時代のヒーロー、サンプラスも綺麗に捻りが作られて腰が突き出ています。
『腰突き出しサーブ』で1stボレーに変化が
このサービスを試してから、ダブルスの1stボレーにも変化が生まれています。
2ndサービスで失速しなくなったのか、打ち込まれることが減り1stボレーの難易度が下がったように感じます。
スピードはそこまででありませんが、バウンド後に失速をしないことから十分1stにも使えますので、ここ数回1stの確率も上がっています。
今までの様に無理してスピードを求めた1stではないので、確率も良いですし、1stボレーも割と楽。ダブルスには相当使えます!!(今の所の感想)
まとめ
サンプラス、ロディックに見られる様な腰突き出しサーブ、サービスに伸びが足りないとお悩みの方に是非試してもらいたいと思います。
結構効果がありますよ。
私自身としてこのサービスを試してから、『スピード』が出せないのが悩みですが、ダブルスにおけるサービスキープ率は上がっているので、基本は『伸び』を意識し、更なる高みとしてスピードを求めてバリエーションを増やしていきたいと考えています。