今日はテニス仲間とのスケジュールが合わず、ボッチで壁打ち。
顔の位置を固定する意識でボールが浮かなくなりました。
もうちょい練習してみよう。 pic.twitter.com/kZSC67nw3g
— ryomei (@MtRyomei) 2018年12月29日
- コートが確保できなかった
- 練習相手とのスケジュールが合わなかった
- テニスオフにも空きがなかった
テニスがしたいけど練習できないということは誰にでもあると思います。
そんな時の強い味方が「壁」です。
ゲーム感覚を養うことはできませんが、各ショットを自分が納得するまで確認できる、非常にためになる練習です。
私も良く活用していて、大きく5つの練習用途があります。
壁から跳ね返ってくるボールをただ打つより明確な練習目標があると効率も上がると思いますので、私が行なっている5つの方法をご紹介したいと思います。
1.フォームチェック
- ボールを厚く捉える為のスイングの確認
- 高い打点から打ち込むフォームの確認
- 厚く捉えるバックハンドスライスの確認
といったように練習したいショットの細かい部分の確認です。
例えば、厚い当たりのフォアハンドを打つのに感覚が良いテイクバックの位置やスイング方向といった感じで対人の練習ではなかなかできない部分の確認ができます。
私はフォームチェックの時は壁とラリーはせずに、球出し(1回跳ね返して)から1球打ったら止めて次の球出しというような練習をしています。
2.コントロールチェック
こちらは球際の処理能力(コントロール)が養える練習です。
やり方は単純で、壁と普通にラリーをするのですが、自分が狙うスポットを決め、必ずそこへコントロールするというもの。
ボールが丁度良い位置に来ればそう難しくありませんが、こっちがスピン系の良いボールを打つと壁から戻ってくるボールも深くなり、定めた位置へ狙うことが難しくなってきます。
実際の試合でも相手の深いボールをラケットワークで処理しなければならない場面があります。
そういう時の球際の処理に役立つ練習だと思います。
私がよく利用する壁打ち、親切?にも誰かが図のような印をテープでつけてくれているのでこの練習がしやすいのです。
コツは、
- 70%程度のパワーでコントロールに意識を置くこと。
- ベストなボールじゃなくて良いので的を狙うことに集中すること。
です。
ポジションをあげればボレーの練習もできます。
テンポが早いのでなかなか大変ですよ。
3.死に球を自分のパワーで打つ練習
ゆったりとした勢いのないボールに対し、自分のパワーをしっかり乗せて打つ練習です。
やり方は、ボールが2バウンドしてから打つだけです。
2バウンドするとボールの勢いはほぼなくなっていますから仮想死に球になります。
跳ね返りが深かったら2バウンドになるまで下がり、軸足のキックからの力をボールにぶつけて打つ練習です。
私は死に球を吹かしてアウトしてしまう傾向があるので、この練習で感覚を磨くようにしています。
冒頭のツイートもこの練習中に得た気づきで、インパクト時に頭が上がらないように気をつけてみたところ、ボールの弾道が低くなってコートに収まる(と思われる)ようになりました。
意識する前は、
- 膝の曲げ伸ばしで頭が上がってしまった
- スイングもアッパースイングになってしまった
- ボールの弾道が上がってしまった
ものと思われます。
4.サービスを打ち上げるイメージの確認
これは下半身からの力をボールに乗せてバウンド後に伸びるサービスを打つ為の練習です。
サービスが伸びない原因にボールに縦回転がかかってなくてバウンド後失速してしまうことが挙げられます。
インパクトでボールを叩く直線的な弾道イメージを持っている人に多い現象です。
バウンド後に伸びを出すには回転をかけることが必須なので、山なりな弾道イメージを持つことが大事です。
この弾道をイメージしやすくする練習として、壁の上部を狙うようにして打ち上げるイメージを養っています。
私が使用している壁打ちは後ろにフェンスがなく壁から遠く離れてサービスを打つこともできるので、遠投の要領で遠くから山なりな弾道で壁に当てる練習なども行なっています。
5.スマッシュ練習
壁との反射角を利用した練習です。
スマッシュを狙った場所に落とす技術が磨かれます。
おそらく一定の打点では打てないので、様々な高さのボールに対して対応するコーディネーション能力が鍛えられる練習だと思います。
まとめ
私が実施している壁打ち練習方法のご紹介でした。
基礎を確認する良い練習になりますので、壁打ちを実施していない方は是非実践してみて下さい。
また、「他にもこんなおすすめメニューがあるよ!」という方は教えてもらえると嬉しいです。
記事へのコメントでもTwitterでもなんでも良いのでお待ちしています!