元全日本直伝!チャンスボールを打ち込む時の狙いとフットワーク

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先月受講した、元全日本選手によるフォアハンドの「間(タメ)」についてのレッスンが私的にすごく良かったので、先日同コーチによるレッスンを再度受講して来ました。

今回もフォアハンドがテーマですが、「チャンスボール」に特化してレッスンをしていただきました。

よく練習してもらう相手に「ゆるいボールに弱いねw」と指摘されるくらいチャンスボールが苦手で、自分でも試行錯誤しているのですがなかなかしっくりこないので、「もう習うしかない!」ということで受講を決断。

受講した結果、今まで自分で試行錯誤していた中で重要視していない部分を指摘され、そこに意識を置いた結果、「威力」と「安定感」が向上し、新たな感覚が芽生えたので、経緯とポイントについてまとめてみたいと思います。


これまでの傾向

チャンスボールのミス傾向は9割5分がアウトです(バックアウト・サイドアウト含む)。

じゃあもっとネット付近を狙って打てばいいじゃん、と自分でもわかっているんですがなかなか上手くいかなんです・・・

ただ入れるだけならできます。

それが相手を追い込むような攻めのショットを打とうと思うとミス連発。

そういうボールを攻めて自分のポイントに繋げられないとなかなか勝ち上がれないので、何か一つでもヒントを得ようとレッスンを受けることにしました。

レッスン開始

元全日本
今日はフォアのチャンスボールを中心に練習したいということですね。

了解。

球出しするんで、ちょっと打ってみて下さい。

ということで打ってみると・・・

いつもと変わらずアウトのミスを量産。

元全日本

管理人さん、今どの辺狙って打ってる?

ただ必死で打ってます、とは言えないので

管理人

サービスラインとベースラインの間位です!

と回答すると

元全日本

もっと浅いとこ狙って打ってみて

ネットしていいから

「レッスンだしネット前でワンバウンドしてもいいや」くらいの気持ちで叩きつける意識で打ってみると・・・

確率は低いものの、サービスライン付近に鋭い弾道の球が現れ始めました。

アドバイス①

元全日本

管理人さんはフラット系のボールで叩くから浅いところ狙わないと全部アウトになっちゃう。

それかもっと回転をかけるか。

元全日本

上へ勝ち上がる為に強く叩く技術は必須だから練習した方がいいと思います。

実際いいボール打ててるんで。

というアドバイスをもらい、「浅いところを狙って叩く」意識で反復練習をすることに。

反復練習で掴めた感覚

ゆるい球出しをひたすら叩くという反復練習を行いました。

アウトをしたら少し浅めを狙い、ネットをしたら少し遠めを狙うという微調整をしつつ感覚を磨いていくと、だんだん丁度良い打点の感覚が掴めてきました。

ポイント①

打点をかなり前にする意識で浅めに叩ける

これまでは打点が後ろ過ぎ(通常のストロークと同じ)だったので、飛びが抑えられなかったようです。

さらに繰り返し打ち込みを行なっていると、

  • タイミングがバッチリ合う時
  • タイミングが合っていない時

の差も顕著に感じるようになってきました。

ただ上手くタイミングを合わせる方法がよく分からないのでコーチに尋ねてみることにしました。

アドバイス②

管理人

浅いところを狙う感覚は少しわかってきました。

ありがとうございます。

管理人

ただ打球時に全くタイミングが合わないことがあって、そうなるとミスっちゃうんですよね。

何かタイミングを合わせるコツってありますか?

元全日本

わかりました、じゃあもう少し打ってみましょう。

と10球くらい打つと、

元全日本

右足でタメを作ってる時間がバラバラですね

管理人

???

元全日本

いい時は右足にグッといいタメが作れてるんですけど、良くない時は最後に歩幅を調節していて右足にタメができていません

元全日本

右足主導で先に右足を決めるフットワークで打ってみましょう。

タメからインパクトまでのリズムを一定にすれば打球も安定します。

軽くジャンプして右足を決めてタメを作るとボールとのタイミングが掴みやすいと思います。

ボールと身体のリズムが一定ではなかったから違和感があったのか。

なるほど!とスッキリ腹落ちしたところで早速実践!

結果は?

ちょっと大袈裟にステップを入れてタメを作ることでリズム良くインパクトをすることができました。

しかも下半身のタメがあるので上半身に力を入れずともかなり威力のあるボールを打つことができます。

ボールの読みが外れ最適な打点で取れないこともありましたが、ボールに近づきすぎなければリカバリーは可能です。

ボールは自分に向かってくるので、早めに右足を決めておくことがポイントかなと思います。

ポイント②

右足主導でタメを作り、タメからインパクトまでのリズムを一定にする

このフットワークはトランスホップ?

レッスン後YOUTUBEでフットワークの動画を見ていたところ、今回習った内容に近い「トランスホップ」というフットワークを見つけました。

まさにこれです!

もう1つ小野田倫久プロがフットワークについて指導している動画も載せておきます。

この動画の1:15位から浅いボールを叩くショットの指導があるんですが、私が元全日本コーチに指導いただいた内容とほぼ同じです。

小野田プロのデモンストレーションをみると、右足でタメてからインパクトまでのリズムが一定になっていることが良くわかると思います。

これが安定感の秘密です。多分。

まとめ

今回習得したチャンスボールのポイント
  • 右足主導でタメを作る
  • タメからインパクトまで一定のリズムで
  • 打点はかなり前
  • 少し浅めを狙う

この日だけで数百球打ち込みの練習をしたので、かなり感覚が良くなりアウトミス病がだいぶ改善されました。

たまにはこういう特化練習も大事ですね。

無意識レベルで対応できるように練習を積んでいきたいと思います。

本記事がチャンスボールで困っている方の1つのヒントとなれば幸いです。

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