練習相手とのコミュニケーションが試合に強くなる秘訣だと痛感した話

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先日シングルスのテニスオフに参加し試合練習をしてきました。

初対戦で相手の手の内は全くわかりません。

自分の作戦としては、

  • サービスゲームはサービス&ボレーを主体に攻撃的に展開
  • ストローク戦では先日元全日本選手にレッスンしてもらったフットワークを意識してミスなく慎重に攻める

という感じ。

元全日本直伝!チャンスボールを打ち込む時の狙いとフットワーク

相手の得意ショットや弱点はわからないので、試合をしながら見つけようというプランです。


1セット目

相手はフラットドライブ系の速いボールが多く、フォアは高い打点から叩いてくるショット、バックはライジングで早いタイミングで展開してくるタイプでした。

ストローク戦では早いタイミングで打ち込まれたり、走らされる展開となり常に劣勢な感じでした。

回り込んでバックハンドを狙ってもライジングでストレートに切り返されてしまい、イメージ通りの展開へもっていけませんでした。

ただ相手のミスも多くスコア的にはシーソーゲーム。

サービスゲームでは、両サイドともスライスサービスでフリーポイントが比較的とれたのでキープはできていました。

が、

4-5からのサービスゲーム、相手の良いリターンが立て続き1stボレーをミスしたり、リターンエースをもらったりで、結果4-6・・・

2セット目

サービスゲームは最後にブレークされてしまったものの、スライスサーブを中心に展開する方針のままいくことに。

ストローク戦は叩かれて劣勢になっている気がしたので、弾道を上げないようにしてなるべくフォアを狙う方針に変更しました(バックのダウンザラインを打たせないようにする為)。

結果、エースをもらう数は若干減りましたが、私のミスが増えてしまい、スコアは同じく4-6

試合の感触を談笑

2セット終了しちょっと疲れたので、休憩がてら話をしてみました。

管理人

主催者さん、ストロークめちゃ強いっすね。
常に主導権とられて走らされっぱなしでしたよ

主催者

管理人さんはサーブがいいですね。
ただ返すだけだとボレーでやられちゃうし、コース狙うとミスっちゃうしで難しかったです。

管理人

ありがとうございます。

試合全体でどうでしたか?僕はもうストローク戦で勝てる気がしなかったのでひたすらミスを祈ってたんですが・・

主催者

管理人さんは割りとテンポがゆっくりで僕の好きな間合いだったんですよ。

なので気持ち良くラリーができました。

テニスオタク
管理人

・・・なに!?

主催者

僕は相手に早いタイミングで捉えられて先に走らされるとミスしちゃうんですよねー

管理人

そうなんですか。

じゃあ3セット目はライジングを意識して頑張ります

3セット目

そういうわけで3セット目。

  • ストローク戦は積極的に前へ入り早いテンポで返す!
  • サービスゲームは同じ!!

をテーマにすることに。

ライジングを意識するだけで、フットワークが変わります。

軸足をなるべく前に決めたいので、ボールの落下点への移動が早くなるような気がしました。

この少しのテンポの違いだけで相手のフォアハンドの威力が半減・・・いや25%offに。

しっかり構えて打てていないように見えました。

この位の威力であれば、ストローク戦でも対等に渡り合える感じです。

1セット目、2セット目ではほぼなかった自分から相手を振る(主導権をもつ)ことがこのセットはできました。

相手に少し疲れもみられフットワークが最初ほど良くなかったことも影響し、

結果6-1

ちょっとテンポを変えただけなのに、こんなに展開が変わるとは・・!

まとめ

初対戦の人の癖や嫌がるポイントを掴むことがまだまだ未熟だということを痛感しました。

同時に「自分のプレーを相手がどう感じているか」を聞くことの重要性を改めて体感できました。

今までテンポが遅いと言われたことはなかったので新鮮でした。

私には一撃必殺の武器になるショットがないので、自分が好きなプレーだけではすぐに通用しなくなってしまいます。

でもそうなると、自分の得意ショットだけで解決させようとしてしまいがち。

そうじゃなくて、相手がミスをしたら「よし!ラッキー」で済ませずに、「おや、ミスったぞ。こういう状況が苦手なの?もう一回打たせてみよう」と様子をみるプレーも混ぜていく必要がありそうです。

もしこの日なんの会話もしなかったら、この気付きを得られず上達の機会を失うところでした。

コミュニケーションも大事ですね。

良い勉強になりました。

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