【ボレー】グリップチェンジする?しない?悩んだ挙句に出した答え

※広告を含む記事です

先日テニスオフで練習してもらった方にボレーのグリップチェンジについて質問をされました。

主催者

管理人さんはボレーでグリップチェンジしてますか?

管理人

あまり意識はしていませんがしてますね。

主催者

フォアとバックどう持ってますか?

管理人

基本はコンチより少しフォア寄りに厚く持っていますけど、状況に合わせて握り変えてると思います。

主催者

そうですか。

ちょっとボレーが良くわかなくなっちゃって。

主催者

ありがとうございました。

今ではプレー中にグリップがどうこう気になることはなくなりましたが、昔私も同じような悩みを持っていて試行錯誤した経験があります。

この問題を解決する為、私がどう対応したのか簡単にまとめてみたいと思います。


ボレーのグリップに関する悩み

「ボレーはコンチネンタルグリップ」

と昔コーチに習った握りだとバックボレーの感覚は良いけど、フォアボレーの感覚が悪く強いインパクトができないという悩みがありました。

フォアボレーの感覚を上げるにはフォアよりに厚めに持つといいんですが、こうしちゃうとバックボレーの感触がいまいちに・・・。

じゃあフォアとバック握り替えてみよう!ということも挑戦しましたが、ボールへの反応が遅れてしまう気がして敢え無く断念。

フォアもバックもいい感じのグリップというものが見つけられず、しばらく苦しみました。

でもちょっと考え方を変えることでこのジレンマから解放されました。

完璧を求めない

まず最初に変えたのが、

全てのボールに対して良い感覚で良いショットを打ちたいという欲求をなくす

というもの。

ダブルスでボレーボレーの展開になったり、相手の鋭い突き球に対し毎回持ち替えている暇はありません。

そんなことをしていてミスをしてしまったら本末転倒です。

そこで、

とりあえず相手コートに返す!

ということを優先するようにしました。

基本グリップを再設定

昔々スクールで習ったコンチネンタルではなく、フォアに少し厚い次の画像のような握りを基本としました。

ボレーグリップ

 

一応自分なりに考え

  • フォアの攻撃力を尊重
  • バックは一旦つなぎに徹する

という答えに達しこのグリップにしました。

フォアの方が決定力があるし攻撃的に打てるので、それを優先させた方が試合で有利と判断したからです。

ただフォアハンドイースタンくらいまで厚くしてしまうとバックボレーが苦しいので、バックもそつなくこなせる範囲でフォア寄りの握りにしました。

守備範囲はバックボレーの方が広いのでバックの打ちやすさとのバランスが大事だと思います。

参考にした動画がこちらです。

余裕がある時だけ意識的に握り替え

速いテンポの場合は基本グリップのワングリップで処理をしています。

身体の反応に任せているので正確には全く一緒ではないかもしれませんが、内部感覚としては同じグリップで打っています。

自分で追い込んだ場合や相手のミスヒットでフワッとしたボールがバック側にきた場合は、高い打点のバックハンドボレーが打ちやすいグリップへ持ち替えています。

握り変えは非利き腕主導で、利き腕は脱力して握りを緩めています。

バックハンドボレーグリップ

まとめ

ボレーのグリップ握り変えについて、今私が実践していることをまとめてみました。

自分の中では、「試合で使うことに重点を置きバックボレーは繋ぐと割り切った」ことでグリップ問題から抜け出すことができたと思っています。

本記事がボレーのグリップで悩まれている方のヒントになれば幸いです。

こちらの記事も読まれてます

人気カテゴリー