【片手バックハンド】ショートクロスの4つのコツと試合での使い方

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フェデラー、ワウリンカ、ガスケはアマチュア片手バックハンドプレイヤーの憧れの選手ですよね。

なかでも、ショートクロスでオープンコートを作り、次のショットで決める展開が渋くて個人的に好きです。

自分の試合でもバックハンドショートクロスは結構使っています。

私はハードヒットでエースを量産できるパワーがないので、このショートクロスで相手を動かしてから次のボールで勝負にいかないとなかなか相手を崩すことができないんです。

本記事では私流のショートクロスのコツと練習方法、試合での使い方ご紹介したいと思います。

片手バックハンドショートクロスを習得したい方はチェックしてみて下さい。


トッププロの動画で展開を確認

  • フェデラー vs ワウリンカ

まずはこの2人のハイライト動画です。

 

ワウリンカというとド派手なダウンザラインストレートが印象にありますが、ダウンザラインを打つための布石として打つショートクロスも見逃せないポイントです。

  • ガスケ vs ワウリンカ

続いてこの2人の動画です。

 

ダウンザラインを狙いながらのバックハンドラリーがしびれます。

一発でエースは難しいけどオープンコートを作れ相手を崩すことができるショートクロス、打てて損はありません。

片手バックハンドでショートクロスを打つための練習方法とコツ、プラス試合での使い方をご紹介します。

練習方法

ショートクロス
方法はシンプルです。

角度をつけたショートラリーで角度をつける感覚を養います。

ショートで問題なく打てるようになったら、ベースラインからのクロスラリーでチャンスを伺い打てるようにしていきます。

チャンスを伺いというのは、全てのボールでショートクロスを狙うわけではありません。ショートクロスが打ちやすい球、打ちにくい球があるので、それを見極めるということです。

コツ

1.打点を前に

ストレートへ打つ時よりも若干前になります。

ショートラリーで感覚は掴めていると思いますが、念のため。

2.ラケットをボールの左下へ入れ擦りあげる

ショートクロスは回転をかけて浅いところへ落とすショットなので、強い回転をかける必要があります。

弾道イメージが低いとネットを越えられなくなってしまうので、山なりな弾道をイメージしましょう。

3.踏み込みを大きく

ショートクロスのみならず、片手バックハンド全般で重要なポイントなのであえてあげます。

大きく踏み込むことで、重心が落ち、ボールの左下へラケットを入れやすくなります。

腕を上に振り上げ易くもなるので、回転もかけやすくなります。

4.ショートクロスが打てるポイントを見極める

上と重複しますが、これも大事。

特に片手は適した打点でないとしっかりショートクロスへ打てないので、選球眼を磨く必要があります。

この見極めができて余裕が生まれると、ショートクロスorダウンザラインが選べるようになり、ワウリンカのようなバックハンドの展開ができるようになるはず・・・

試合での使い方

  • 相手をコート外に追い出す

オープンコートを作る常套手段ですね。

フォアでもバックでもショートクロスが打てれば、攻撃のバリエーションが増し相手に読まれにくい配球が可能になります。

バックのクロスラリーの中で、相手のボールが少し浅くなった時などにショートクロスを入れられると効果的です。

こういう時のショートクロスは「相手をコート外へ追い出す」ことが目的で「エースを取る」ことが目的ではないので、厳しいところを狙う必要はありません。

相手を追い出すことに成功したら、次のボールをオープンコートに打ったり、逆をついてもう一度同じところに打ったりと駆け引きしながらポイントを取っていきましょう。

  • パッシングショット

パスでもショートクロスはよく使います。

スライスで前に出てくる相手に対しては結構相性が良い感じです。(スライスのレベルにもよりますが・・・)

あまり弾まないスライスの方が打点が合わせ易くて良いショートクロスが打ててる感触があります。

ショートクロスがいい感じにいった場合、相手のボレーが浅くなる確率が高くなります。

なので、ポジションを少し上げておくとボールが浅く返ってきても(若しくは相手のドロップに)対応することが可能になります。

ショートクロスと次のボールへのポジショニングをセットでできると良いと思います。

まとめ

バックハンドショートクロスは回転が多くかかっているので、確率の高いショットです。

さらに相手を大きくコート外へ追い出せるショットなので、試合でかなり使えます。

安定感がある上に相手を追い出せるんですから。

バックハンドからの展開の1つとして習得して損はしない技術ですので、苦手な方は是非練習してみて下さい。

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