- 打ちごたえがあるストリング
- スピン性に優れたストリング
を探していて、今回試してみたブラストラフ。
程良い硬さの打球感と、抜群の引っ掛かりによるスピン性が好印象のストリングでした。
先日の練習で切れてしまったので、テンション維持性と耐久性について評価をしてみたいと思います。
使用期間と練習回数
- シングルスマッチ練習(2h) x 2
- 基礎練(2h) x 2
3回目のマッチ練習途中でバッツリ逝ってしまいました。
正直な感想は、「えっもう!?」です。
初回練習後から結構ノッチができていたので、寿命は短いかもと覚悟はしてましたが、思ったよりも早かったです。
テンション維持性評価
今回は1回計測を忘れてしまって、6/8にもマッチ練習を行っています。
なので、初回でグッと緩むものの、それ以降は緩やかに緩んでいくストリングのようです。
テンション解放の為にハサミを入れていった時、「パチン」と弾けるような切れ方をしたので、ストリング自体はまだ伸びきっていなかったと考えられます。
このままのペースで緩んでいくと仮定すると、1ヶ月ちょいで20%緩むことになるので、一般的にポリの寿命と言われている期間と一致します。
ということから、テンション維持性については「可もなく不可もなく」という評価です。
耐久性評価
スピンエフェクトラケットとは相性が悪いのか、耐久性は期待値を下回りました。
相性が悪いというのは、
- ラケットの特性:スピンエフェクトによって生まれるスナップバック
- ストリングの特性:オクタゴナル(八角形)形状によって生まれる引っ掛かり
それぞれの特性が摩耗を早めたのかもしれません。
簡単にいうと、「角張ったものがたくさん擦れて磨り減った」ということです。
断面を見て下さい、綺麗に8角形です。
これが擦れ合うのですから、丸い断面のストリングよりは摩耗が早いというのは納得できます。
まとめ
以上、RPMブラストラフの耐久性とテンション維持性の評価でした。
- テンション維持性:普通
- 耐久性:低
というのが今回の私の評価です。
先ほど書いた通り、スピンエフェクトに八角形のストリングは、耐久性を考えると相性が悪そうという学びも得ることができました。
ただ打球感的には良かったので、頻繁に張り替えることが苦にならないプレーヤーには問題にならないポイントです。
強烈なスピンをかけたい方に試してもらいたいストリングです。
興味があったら是非試してみて下さい。