ラケットをWilsonのバーン100SCVへ変更して、「4G SOFT」を張ってみましたが1ヶ月持たずにキレてしまったので、少し強度を上げてみようということで「アルパワーラフ」を張ってみました。
アルパワーシリーズはトッププロの使用率も高い超メジャーストリングです。
早速打つことができたので、感想をレビューしてみたいと思います。
ストリング特徴
ルキシロンストリングで最も有名なアルパワーにラフ加工(表面に凸凹を付加)したストリングです。
アルパワーはWilson契約のトッププロからの支持が高い、「パワー」と「柔らかさ」がウリです。(メーカーの売り文句)
そのストリングに凸凹を付与し、ゲージを1.23~1.27にすることで、
- よりソフトな打球感
- ボールの引っかかりの向上
を実現したストリングになります。
フェデラーがハイブリッドのクロスに使用していることで有名ですね。
張りあがりとテンション
テンションは52Pで注文しました。
ストローク
ウォーミングアップのミニラリーの時点で、ストリングへの強い引っ掛かりを感じました。
打球感は直近張っていた4Gソフトよりは硬質です。
ベースラインでのラリーをしてみると思った以上にボールが落ちてくれて、
「しっかりスイングすればするほど入る」
状態。
凸凹が良い仕事をしてくれているのでしょうか。
バックハンドスライスも「滞空時間が長い」ペースを作ることができるショットを打つことができました。
ストリング自体は私の中では硬めに分類されますが、バーン100Sのストリングパターンとの相性は良いと思います。
バーン100Sは18×16という目の粗いストリングパターンなので、ストリングがよく撓み打球感が柔らかくなる為。
ボレー
スイートスポットを外した時にストリングの撓みが弱く、ボテッと落ちてしまう感じで、ちょっと難しくなりました。
ストリング硬度の影響かと思います。
引っかかるのでアンダースピンがかけやすく滑るボールを打つことができ、しっかり打てた時の質は非常に高いものがありました。
サーブ
ストローク・ボレー同様、回転の掛かりが抜群。
スライスサービスでのキレ、スピンサービスの跳ねと満足いくものでした。
私の場合、サービスくらいのスイングスピードでインパクトできるとボールをぶっ潰している感触が感じられ、回転とスピードの両立した質の高いショットを打つことができました。
なので、スイングスピードの速い方の方がストリングの特性を活かせるという評価です。
レーダーチャート
まとめ
私個人的な印象では、ストロークで感じたように18×16というパターンだからこそこのストリングの良さを感じることができたと思います。
16×19のパターンでは、「硬い」「飛ばない」という感想になっていたでしょう。
結構硬いから。
これは私のパワー・スイングスピードではの話で、よりパワフルな方であればまた違う印象になると思います。
ある程度のスイングスピードがあり、強い回転を求めるプレーヤー
興味があったら試してみて下さい。
耐久性・テンション維持性についての評価はこちらです。