先日練習してもらった相手が今私が使用している「VCORE PRO97」を使っていて、「ルキシロン エレメント」を張っていました。
私今までルキシロンのストリングを試したことがなかったので、ちょっとお願いして打たせてもらいました。
「ルキシロンは柔らかいフィーリング」らしいということは情報として持っていましたが、確かにマイルドでラケットにボールがくっつくような打球感を体感することができました。
個人的に結構好みの感触だったんですが、ボールの引っかかりという点ではこれまで使用していたG-TOUR3の方が上に感じました。
と考えていて、ふと
そうだ!混ぜてしまえ!
と名案?が思い浮かんだので、ハイブリッドで張ってみました!
週末早速使用したので、感想をレポートしていきたいと思います。
メインとクロス、どう張ったの?
メイン(縦)にG-TOUR3 118、クロス(横)にエレメント125という組み合わせで張ってみました。
クロスは打球感とか衝撃吸収といったフィーリングに影響するので、感触が好きだったエレメントを。
メインは耐久性やスピン量に影響するのでG-TOUR3の最も細ゲージ118を選びました。
テンションは、メイン45P/クロス43Pです。
G-TOUR3のストリング強度は「G-TOUR3耐久性レポート」にも書いた通り、かなり高いものなので細くても問題なさそうです。(私のパワーでは)
なので、よりストリングの動き(スナップバック)が出せて引っかかり感を得られるようにというのがこのゲージを選んだ理由です。
仕上がりは?
写真では伝わりにくいかもしれませんが、118ゲージはやはりかなり細いです。
良く引っ掛かってくれそうです。(期待)
ストローク
思ったより反発力が抑えられています。
クロスにエレメントを張っているのでエレメントの特色が現れているんだと思います。
エレメントは今回初挑戦で単品での感想は持ち合わせていないのですが、先日まで使用していたG-TOUR3と比較すると飛びが抑えられている印象です。
その分厚く当てて打っていっても入ってくれるだろうという安心感がありますね。
ボレー
ボレーに関しても反発力が控えめであることを最初に感じました。
強めにインパクトをしてもしっかりコントロールできるところが良いですね。
もしこれが両方118ゲージだったら反発が強すぎると感じていたかもしれません。
最近心がけているハイボレーのサイドスピンについてもよく引っかかってくれてミス無く打つことができました。
ちょっとうまくなったか?と勘違いしそうなくらい。
サービス
引っ掛かりが最高でした!
これは118ゲージの恩恵だと思います。
スライス、トップスライス、スピンとイメージしている弾道で気持ち良く打つことができました。
スライスの変化、スピンの跳ねについても申し分ございません。
イメージ通り打てると調子が良い気がしてメンタル的にも乗ってきますし、何よりテニスが楽しく感じられます。(←これ結構大事)
まとめ
ストリングの長所をいいとこどりできるハイブリッド。
今回は初めてポリxポリに挑戦しましたが、なかなか良い感じです。
- マイルドな打球感
- ボールへの強い引っ掛かり
- 適度な反発力
私の感覚ではこれらをストリングに求めている方に合う組み合わせだと思います。
本記事がストリング選びの1つの参考となれば幸いです。
追記
約2ヶ月使用したので、耐久性(テンション維持性)について評価しました。
エレメントの柔らかさとG-TOUR3の引っ掛かり、両方あればなぁ