エレメントの柔らかさとG-TOUR3の引っ掛かりの相乗効果を期待して、ハイブリッドで張ってから約2ヶ月。
やはりこれくらい経過すると、ストリングの劣化を感じるようになってきます。
今回は縦糸として使用していたG-TOUR3の劣化が気になりました。
劣化を感じた詳細な内容と、G-TOUR3単品で張った時との違いについてまとめてみます。
テニスプレー回数
- 練習12回(1回あたり2-3時間)
- 試合2回(計ダブルス4試合)
8月中旬から使い始めたので、雨に結構降られました・・・
久々の練習でしたが、突然の豪雨。
開始15分で終了😢 pic.twitter.com/mddO6g3UGe
— ryomei (@MtRyomei) 2018年9月17日
ポリはナチュラルやナイロン(シンセティック)と比べると雨に強いとされていますが、劣化は早まってしまいます。
そんな環境で約2ヶ月は使えたので、特別劣化が早いということはないと思います。
ストリングの状態
中心部分に若干よれが見られます。
縦ストリングのノッチングはほぼできておらず、G-TOUR3の耐久性の高さがわかります。
現在のテンションはどれくらい?
twitterでつながっている方から教えてもらったスマホアプリ、「Racquet Tune」を使って測ったテンションはこちら。
縦45lb/横43lbで依頼したので結構緩んでいそうですね・・
張ってからしばらく経ってこのアプリを知ったので、正確な劣化っぷりが良くわかりませんね。
今後は週単位でテンションの記録をつけて、劣化具合が数値として把握できるようにしてきたいと思います。
追記
張りたてからのテンション劣化具合をグラフ化してみました。
テニスペースは週末2時間の練習or試合のみです。
テンションの測定はスマホアプリを使用しています。
最初にグッと緩んでしまい、後は徐々に緩んでいくみたいですね。
劣化を感じた点
サービスとストロークで回転の掛かりがかなり悪くなってきました。
張ってからしばらくの間は細ゲージストリングならではのシャープな打球感で回転量もイメージ通りだったのですが、2ヶ月が経過するとシャープさがなくなり回転量が減少しているように感じます。
縦糸の活きが悪くなってスナップバックのバック?が弱まってしまっている印象。
引っ掛かりが悪い分、モヤっとした打球感になってしまっています。
サービスに関しては反発力の低下も気になりました。
武器であるスライスサービスの走りがイマイチになってきて、相手が簡単にリターンできてしまっています。
もう一歩外に追い出すことができないと、リターンから攻められてしまいます。(右利きが相手の場合フォアに甘いボールが入ることになるので)
スピンサービスの跳ねっぷりも悪くなってきて、サービスゲームで思うようなプレーができなくなってきたので、ここはストリングの劣化のせいにしておきたいと思います。
G-TOUR3単品と劣化具合の比較
今回は横ストリングに「エレメント」を張っていてるので、「G-TOUR3」と「エレメント」の比較になります。
エレメントの方がテンション維持性能は高いと思います。
G-TOUR3単品では1.5ヶ月もしない内に打球感が悪くなって張り替えたので、それに比べると打球感が維持されている期間が長めでした。
まとめ
G-TOUR3 x エレメント ハイブリッド、張りたては、
- マイルドな打球感
- ボールへの強い引っ掛かり
- 適度な反発力
でかなり好感触でした。
ここまで述べてきた通り、2ヶ月ほどで劣化を強く感じるようになりましたが、2ヶ月もてばポリエステルストリングとしては上々だと思います。
そういうわけで耐久性も良いという評価です。
ハイブリッドを検討している方の参考となれば幸いです。