えーちゃんの『“やっちゃえ”NISSAN』が印象深い日産の車を試乗することができました。
車種は日産が力をいれている電気自動車リーフ(LEAF)です。
CMでスポーツカー180SXと加速勝負で勝利するというものがありましたが、実際の加速感はどうなのか?、ガソリンを使用しない走りの感覚、乗り心地、電気だけで実際どれだけ走れるのか?をレポートしたいと思います。
エクステリア
正面からみた顔
エンブレム部分が充電口となっています。
そのうちカーズ(映画)にでてきてそうなかわいい顔ですね。
全体観
後ろから見た図
インテリア
インパネ
シャトルやプリウスのメータデザインと比較すると若干チープな印象。
電気自動車という近未来的な響きの車なのですから、もう少しこのへんのデザインも拘れば良かったのに…
シフトも特徴があります。プリウスの突起よりは個人的に好きです。
<関連記事>
気になる走りは?
まずは加速力をアピールしたCMをどうぞ
実際の加速感
CMの加速は嘘ではありませんでした!
踏めば『フィーン』というモーター音とともにググッと加速していきます。
エンジンがまわる振動や音がないので静かに加速していきます。新幹線に近い感じですかね。
走り全体の感想
車とは思えない静粛性に驚きます。普通の車でエンジンと呼ばれるものがないので、当然といえば当然なんですけどね。
ブレーキは回生ブレーキを主に使用しているそうで、ブレーキ踏み始めの効きが弱い気がします。慣れれば問題ない範囲です。
カーブも安定して曲がれます。
担当の方のご説明によると、400kgにもなる電池が車体中央の床下に配置されている為、低重心となり走りの安定感につながっているとのこと。
イメージ的にもう少しふわふわした走りなのかなぁと想像していたので、ここは意外でした。
見た目よりスポーティーな走りをしてくれます。
電池だけでどれ位走れるのか?
カタログ上フル充電で280kmと記載がありますが、ガソリン車の燃費と同様条件が揃えばということで、実際は230位とのことです。
試乗車は充電率97%でエアコンつけて197kmとの表示でした。
チョイ乗りでは十分ですが、旅行等で遠出するのは厳しそうです。
昔より充電スポットが増えたと説明がありましたが、市街地や高速道路の話で、山道にはスポットはないでしょうから、十分に計算してから臨まないと危ない気がします。
ちょっとストレスですね…
充電時間は?
外出先での急速充電は30分で80%程度充電可能だそうです。
約10分でも50%程度充電できるそうで、外出先では小刻みに充電する方式がベターでしょうか。30分て用がないと結構長いです。
自宅での普通充電はバッテリーの種類により異なりますが、8-10時間程度かかります。
リーフにためた電気を自宅の電気として使える設備もあるそうですが、57万もするそうです。
ちょっと手が出ないかなぁ。
まとめ
普通のオプションをつけて、下取りやお勉強による値引きなしで、約400万…
だいぶ安くなったといっても、まだまだ高い。
まだ主流はハイブリッドと感じます。
ただもっと電気自動車の技術が進歩し、値段が下がり走行距離が伸びれば、新車購入候補にもあがりやすくなるでしょうね。
進歩に期待です。