これまで、張る機会がなかったプリンス製ストリング。
私、ミーハー中のミーハーなので、有名ストリングメーカーのものや、SNSで噂になっているものに目移りしてしまっていて・・・
打つ機会を得たのは、ビースト98(2020年モデル)を試した時。
推奨ストリングということで、「ツアー XT 18」が張ってあったのですが、これが打ちやすい!
「こんなストリングがあったんだー」
と新たな発見をすることができました。
で、ストリングの影響もあってか、ビースト98が気に入ってテナヅケルことにし、ストリングは迷わず、「ツアー XT 18」をチョイス。
そんな経緯で、マイラケに張った「ツアー XT 18」の感想を整理していきたいと思います。
XT18ってどんなストリング?
プリンスのサイトには、
パワーとタッチ感に優れた超極細ゲージのポリエステル
エラスティックサーモポリで作られた超極細ゲージのポリエステル。
細ゲージによる飛びの良さとスピン性に加え、肘に優しいインパクトの打球感を実現したパワーと柔らかな打感が特長のポリエステルストリングス。
初めてポリを使うプレーヤーから選手まで幅広いプレーヤーにお勧めのストリング。
と書かれています。
- 1.18mmという細さ
- それに伴う反発性とスピン性
が主な特徴です。
張りあがりとテンション
画像から細さが伝わりますでしょうか?
手のひらで叩いてみるとナイロンに近い、高めの音がします。
テンションは47lbsで注文しました。
ストローク
☑️引っ掛かりが抜群
☑️ナイロンに近い反発性
☑️適度な喰いつき
多角形ストリングのような、削る感触はないものの、極細らしい引っ掛かりがあり、スピン性は申し分ありません。
ボールが落ちてくれて、コートへの収まりが良いです。
また、ボールが乗りすぎて重いということもなく、適度に反発してくれて爽快に飛ばすことができます。
この喰いつきと反発のバランスが私の好み。
今回は単ポリで張ってみましたが、ポリのハードさをそれほど感じません。
少し硬めのナイロンといわれれば納得してしまうかもしれないくらいの打球感です。
ボレー
ストロークであげた適度な反発は、ボレーでも健在!
ポリでボレーというとどうしても、
🙅♂️重い
🙅♂️飛ばない
というイメージがでてきますが、このストリングはその心配が不要です。
感覚的には「ポリツアーファイア」のちょい喰いつく版といった感じでしょうか。
特に気に入ったのが、バックハンドボレーを逆クロスに流したい時の回転(サイドスピン)の掛けやすさ。
極細の恩恵でしょうか!?
フォアサイドでサーブ&ボレーをした時良く打つショットなので、しっかり流せれば、ポーチにびびらず自信をもって打っていけます。
サービス
トップスライス気味のサービスの落ちが良い感じです。
おさまりが良く、球威を落とさずとも確率高く攻撃的なサービスが打てることが魅力ですね。
ひっかかりのよさを生かして、曲げたり、跳ねさせたりということも表現しやすく感じました。
ストリングの動きの良さからか、打球感は「柔らかく」感じます。
耐久性とテンション維持性
初回練習後の状態はこんな感じです。
- 削れ具合
それほどノッチは発生していません。
- 緩み具合
こちらは初回でグッと緩んでしまいました。
打っていてゆるい感じは特にしませんでしたが、数値的には落ちてますね・・
評価チャート
まとめ
▶️ポリの中ではかなり高い反発性
▶️適度な喰いつき
▶️極細ならではのひっかかり
と非常にバランスが良いストリングです。
✔︎ナイロンからポリに変えてみたい方
✔︎一般的なポリに疲れ果てた方
✔︎ナイロンの打球感が好きなんだけど、もうちょい耐久性を上げたい方
という層に突き刺さると思います。
興味があったら試してみて下さい。
詳細な内容は、もっと使ってから改めてレポートします。