本ブログを良く読んでくださっている方はご存じだと思いますが、わたくし一時期「軽量ラケット」に魅力を感じてメインラケットとして使っていました。
「ブレード100L V7.0」「スピードS(2020)」と使っていたのですが、実はこの間、結構肩の痛みがありました。
肩の痛み自体はずいぶん昔から発症したり和らいだりしていて、いろいろ対策はしているのですが、軽量ラケットを使っている間はケアをしても痛んでたんですよね。
そんな折、ビースト98に浮気して、ビースト98の打球感と収まりの良さに惹かれラケットをチェンジ。(ビースト98は300g)
するとだんだんと痛みが緩和していき、今ではプレーに全く支障のないレベルまで回復しました。
試行錯誤しながら継続してケアを続けている効果もあると思いますが、ここまで回復したのはラケットチェンジも大きく影響しているんじゃないか・・
と感じてます。
軽量ラケットを使っている時の痛みの具合や、今だから思える「肩痛原因」を自己分析してみたいと思います。
軽量ラケットの特徴
まず、分析をするに当たり、軽量ラケットの特徴を整理します。
- 重量:285g
- 打球感:乾いた感じで弾きが強く「軽い」
- 操作性:重さを感じることなく意のままに扱える
こんな感じで、「操作性」の良さで使っていました。
痛みがあったショット
▶️ サービス
▶️ スマッシュ
▶️ ハイボレー
顔より上で処理する系のショットが全てきつかったです。
サービスとスマッシュはスイング的に似ていますが、
- サービスはトロフィーポーズからインパクトにかけての振り出しで痛みMAX
- スマッシュは担ぐ時に痛みMAX
と痛むシーンが違っていて、力が入ってしまうタイミングで痛んでいました。
ちなみにハイボレーはラケットを上げる時がMAXでした。
痛めた理由(説)を自己分析
- 打球感が「軽め」なので力んじゃっていた?説
一般的な300gのラケットに比べ、フレーム密度が低くて「スカスカ」しているような軽い打球感なので、打ち応えを出そうと力んでいたということが考えられます。
- 軽いので「腕の力」に頼って打っていた?説
軽いので小手先の操作だけでスイングスピードがある程度出せてしまいます。
差し込まれたような球に対しても、腕の力で対応できてしまいます。
また、サービスなど力を込めたいショットで必要以上に力んで振っていた気がします。
今(ビースト98)の方が、ラケットの重量を利用できていて身体はリラックスできていると思います。
- 打ち負けない感覚はあったが、軽い分身体への衝撃が強かった?説
いくら素材や技術が進化したといっても、同じ質量のボールを軽いもので打てば衝撃は強くなると思います。
なので、何千球と打つうちにしらずしらずダメージが蓄積していた・・・?
のかもしれません。
自分で思い当たるのはこんなところです。
1つの原因ではなく、これら全てが組み合わさって痛んでいた可能性もありますね。
テニスで肩が痛む方へ
痛みがある方はきっとケアを念入りにされていると思います。
それでもなかなか治らない人は、ラケットを変えてみるのも1つのアプローチです。
私の場合は、軽いものから平均的なものに変えて回復が実感できましたが、逆のパターンもあるかもしれません。
ちょっと勇気のいる解決策ですが、「ラケットを変えたら治った」という体験から書いてみました。
今私は⬇️のラケットで、痛みなく楽しくテニスができています。
まとめ
以上、ラケットを変えたら肩の痛みが治ったよ、という実体験を記事にしてみました。
科学的根拠は皆無の分析ですが、いち肩痛いテニスプレーヤーの考察という感じで、ゆるく読んでもらえたらと思います。
今は痛みが発生していませんが、油断せずケアは続けていきます。
【おまけ】私のケア用品・ケア方法を軽くご紹介
- 【トリガーポイント】フォームローラーで筋膜リリース
これは風呂上がりに毎日やっています。
ゴリゴリして痛気持ちいい!
これをやった後は、肩周りが軽く、可動域も広がります。
- ミニバンドを使ったウォーミングアップ
練習前にインナーマッスルを刺激。
じんわり暖かくなって身体がスムーズに動かせるようになります。
- プロの手によるメンテナンス
身体がバキバキになって、どうしようもなくなったら、おとなしくプロにメンテナンスしてもらいます。
私は近所の「カラダファクトリー」が合っていて修理してもらっています。