By: angela n.
私は足を寄せないでサービスを打つタイプです。
威力を上げようと考えて足を寄せるフォームにチャレンジしたこともありますが、
- スタンスが狭くなりバランスが崩れる
- ボールとタイミングが合わせにくい
というような感覚があり、しっくりきませんでした。
でもサービスの威力は上げたいので、足を寄せないフォームで試行錯誤をしています。
その中で最近「足の向き」を少し変えてみたところかなり良い感じだったので、どのように変えたのかを簡単にまとめたいと思います。
ヒントをもらった動画
この動画の3:45位から解説されている、「WTAのツアートレーナー」が行なっていたエクササイズでヒントを得ることができました。
ポイントは、「右足への荷重」です。(右利き視点)
右足へ体重が乗れば、パワーを前方へ逃がすことなくタメることができます。
ここに意識を置いて夜な夜な一人でこっそり試していたところ、構える時の右足の向きを少し変えてみると、
- 身体がスムーズに捻れる!
- バランスが良い!!
- 右足にちゃんとパワーがタマってる!!!
足の向きをどのように変えたのか
デュースサイド
アドサイド
内部意識
両サイドとも右足を少し外側へ向けるようにしました。
画像を比較すると差は少しだけですが、感覚としては結構外へ向けています。
右足をこれ以上外側へ向けると、ラジオ体操(最初の膝を曲げ伸ばしするやつ)みたいになってパワーが逃げてしまうようになってしまったので、画像くらいのスタンスが最もしっくりきました。
サービスはどのように変わったか?
夜な夜ないい感覚が掴めても、実際に良いサービスが打てなければ意味がありません。 先日実際にこの構えからサービスで練習を行い、
- ボールが潰れる打球感覚
- 打ち終わりで身体のバランスが崩れにくい
- バウンド後の伸びが増した
という効果を感じることができました。 腕の動きは全く変えていないのに、バウンド後の「伸び」がかなり増した気がします。
身体の捻り戻しがしっかりと行えるようになり「自然に」順回転がかかるようになったのでは?と分析しています。
Hard fought win.@ThiemDomi escapes the upset 4-6 6-3 7-5 over Delbonis. #MMOPEN pic.twitter.com/vg6y3d3sF7
— Tennis TV (@TennisTV) 2018年5月9日
足を寄せないティエム選手のサービスエース動画です。 伸びが尋常ではないですね。 バウンド後どこまで飛んでいくんだろう・・・
まとめ
サービスを打つ際の足の向き(足を寄せないフォーム版)についてまとめてみました。
本記事が皆さんのサービス改善のヒントになれば幸いです。