前回張った「RPMブラストラフ」は、打球感やスピン量は満足でしたが、切れるのが早いところだけ残念なポイントでした。
ゲージを太くすれば耐久性は上がると思いますが、打球感が損なわれそうなので、別のストリングを試してみることに。
で、今回挑戦したのが「【Tecnifibre】PRO RED CODE WAX」です。
実際にガッツリ打って感触を味わってきたので、その感想とレッドコードワックスを選んだ理由をまとめていきたいと思います。
レッドコードワックスってどんなストリング?
選んだ理由を述べる前に、ストリングの特徴をご紹介します。
このストリングは名前にもある通り、「WAX(ワックス)」がストリングの内部にまで浸透されています。
ワックス効果でストリングの滑りが良くなり、
- スナップバック効果による、スピン量のアップ
- 潤滑効果による耐久性の向上
という特徴があります。
特に「耐久性」の部分に魅力を感じ、今回挑戦してみることにしました。
仕上がりとテンション



ストリングを指で動かしてみましたが、正直他のストリングと大きな差は感じられませんでした・・
打てば違いが分かるはず!

52ポンドで注文しましたが、アプリでの測定値は43ポンドとなりました。
テンション維持率も気になるポイントです。
ストローク
ボールを噛むというよりは、マイルドに包み込むような感触を味わうことができました。
ストリングの潤滑が良いせいか、割と厚めに当てているのにも関わらず、ストリングに引っかかっている「チェリッ」という音を奏でていました。
回転はしっかりとかかってくれて、期待通りでした。
球離れが早くないのでコントロールもしやすく、ストロークに関しては特に不満なく「打ちやすい!」と感じるストリングでした。
ボレー
ちょっと打球感は重めなものの、アンダースピンをかけた弾まないボールはイメージ通りに打てたと思います。
ブロック系の厚く当てたボレーでも、暴発することなくコントローラブル。
が、タッチ系ショット、特に前へ落とすショットがちょっと合いませんでした。
ストロークの時に感じた球持ちの良さが、タッチ系ショットでは「思ったより飛ばない」感じになってしまい、ミスが多くなってしまいました。
慣れるのに少し時間がかかりそうです。
サービス
スライスの曲がり具合、スピンの跳ね具合、共に理想通り。
サービスでは「球持ちの良さ」が良い方向に働きコントロール良く打つことができました。
弾くタイプのストリングではないので、初速はそれほどでもない印象でした。
しっかりと回転をかけてバウンド後に伸びるサービスを打つのに向いていると感じます。
まとめ
以上、レッドコードワックスのレビューでした。
- マイルドな打球感
- 球持ちが良い
- しっかり回転がかかる
が私が強く感じた特徴です。
気になる耐久性もなかなか良さそう。


2時間ガッツリシングルスのマッチ練を行った後のストリングの状態です。
テンション維持性と耐久性については改めて評価したいと思います。
テンション維持性・耐久性の評価をした記事はこちらです。
耐久性まで評価できたので、特徴をチャートで表してみました。

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