プロハリケーンツアーを張ってから約2ヶ月、打球感がビヨンビヨンになってしまったので、張替えを依頼しにお店へ。
同じプロハリツアーかRPMチームどっちにしようかなと迷っているとふと目に飛び込んできたTecnifibre BLACK CODE 4S。
各サイトでブラックコードに比べ非常にソフトで回転もかけやすいみたいな評価がされているのを記憶しています。
急に興味が湧き、気がつくと当初は選択肢になかった4Sを手にとり注文していました。
そういうわけで、私なりに4Sを評価してみたいと思います。
SRIXON REVO V3.0 に張ったブラックコード4S


RPMブラストや先代ブラックコードのようなギラギラした黒ではなく、つや消しマット系な雰囲気です。ストリングの滑り自体は全く問題ありません。
打球感
噂通りに非常に柔らかくマイルド。反発の強い渇いた打球感ではなく、しっとりとしていて反発力は弱い印象です。
プロハリツアーに比べると打球時の振動が少なく身体に優しい。
先日打ったポリファイバーTCSに近い打球感ですが、4Sの方が反発が抑えられていて自分の力を乗せることができるように感じました。
<ポリファイバーTCSインプレ記事>
ストローク
打球感は柔らかくマイルドですが、ポリストリングらしくボールはしっかり潰せます。
ボールの乗り具合も私の感覚とマッチし回転のコントロールも思い通りいけました。
スピンを効かせコートの奥へコントロールし弾ませるショットや、ボレーヤーの足元へ落とすようなショットの回転コントロールが理想通りにできたと思います。(あくまで自分の中での感覚です・・・)
今までのストリングでは、これくらいしっかりと潰せるようなものは非常に硬い打感で、スイートスポットを外した時の衝撃は厳しいものがありましたが、4Sはこの問題を解決してくれたストリングだと思います。
ボレー
こちらも振動吸収性が良いため気持ち良く打つことができたと思います。
スライス系の回転も違和感なくかけられ、滑るボレーを打つことができました。
しかし飛びをアシストしてくれる要素は少ないので、当たり損ないは衝撃こそ少ないものの打球が浅くなりがち。
深くコントロールするためには芯で捕らえ身体を使って運ぶ必要があります。
サービス
しっとりした打球感からスライスやスピンといった回転系サービスは感触よく打て、回転も満足できる量しっかりかかります。
フラットサービスに関してはもう少し『弾き』があると、スピードがでるのかもしれないなと感じました。(ストリングのせいにせず、もっと筋トレを頑張れ)
スライスで曲げたり、スピンで跳ねさせて相手を崩すプレーをされる方に良いのではないでしょうか。
BLACK CODEと4Sの比較動画
こんな動画を発見しました。ご参考にどうぞ。
まとめ
個人的にはしっとりとして柔らかい打球感、結構好きでした。
そのせいか打球音は控えめです。
渇いた高い打球音を奏でたい方は一度じっくり打ってみてから張ったほうがよいかもしれません。
昔はポリといえば硬い!体に悪い!というイメージがありましたが、技術の進歩!?でどんどん打ちやすくなってきています。
ポリに挑戦したいけど硬いのは嫌という方や、テクニファイバー特有のしっとりとしたマイルドな打球感が好みのかたにおすすめできるストリングです。
耐久性についてこちらの記事にまとめました。
耐久性まで評価できたので、ストリングの特徴をレーダーチャートで表しました。

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