プリンスの新素材「テキストリーム x ザイロン」を搭載したファントムシリーズ。
9月6日(金)本日!
遂に新しいPHANTOMシリーズが発売になりました。ザイロンを搭載し最高のパワー&打球感を実現。この大きな進歩を是非体感してください。#オールラウンドラケット pic.twitter.com/iRYNYBU0dn— princetennis1970 (@princetennisjp) September 6, 2024
ザイロン効果でよりパワーが増したという前情報もあり、打つのを楽しみにしていました。
今回試したのはオースリーモデルです。
前作はちょっと難しがあったのですが、今作はどうなったか、中年おじさん目線でレビューしていきます。
ファントムO3 2025 デザイン
塗装が綺麗でかっこいいです。
グロス仕上げなのも高級感があってGood!!
ファントムO3 2025 スペック
ファントムO3 2025スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 16.5-20mm | 16×18 | 310mm |
ファーストインプレッション
フレーム最薄部16.5mmというスペックですが、思ったより反発してくれる印象。
打球感はしっとり系でボックス系に近い感触でした。
310gありますが、オースリーの恩恵か数値ほどの重みもない感じ。
スペック的にはハードだけど、使えないことはなさそうという感想でした。
ストローク
強いインパクトになるとスパンという綺麗な打球音を奏でてくれて、気持ち良さがありました。
オースリーの独特な振り抜き音と合わさってさらにいい感じ。
前作よりもかなりパワー感があって難しさのハードルが下がっている感覚です。
厚く当てられるとこのような打球感があって、推進力のある質の良いボールが飛ばせます。
薄い当たりになると「硬さ」と「飛ばなさ」が気になりました。
ここが黄金スペックとの違いですかね。
ラケットが飛ばしてくれず、あくまで自分のパワーで飛ばす必要があるラケットです。
個人的にハマったのが、バックハンドスライス。
フレームの薄さが影響しているのか、オースリーの恩恵なのか、長い間ボールを乗せている感覚があって、低くて対空時間の長いボールを打つことができました。
ボレー・サービス
310gと普段使っているラケットより重いですが、バランスポイントが手元よりにあるので、ボレーの操作性について、違和感を感じませんでした。
ミドルやハイボレーに関しては厚く捉えやすいので、ストローク同様気持ちいい音で安定して返すことができました。
シャフトはめちゃめちゃ細いけど、安定感は抜群です。
ローボレーやハーフボレーで芯を外すと打球感に重みが出てしまいますが、全然飛ばないわけでもなく、前作よりはアシスト感がありますね。
サービスでは回転のコントロールも意外とやりやすい!という発見がありました。
ストロークのスイングスピードがもっとあれば、飛ばない。。という印象ではなくコントロールしやすいになるのかも。
スピードもそこそこ出るし、良く回転がかかってくれて安定感のあるサービスを打つことができました。
まとめ
以上、ファントム オースリー 2025のインプレでした。
前作よりはハードル低いですが、やはり競技系モデル。
楽なラケットではないです。。
スイングスピードが速い人ほど恩恵があるモデルですね。
ハードヒットをしてボールをしっかり収めたい方におすすめ!
是非試してみてください。