NEW VCORE 登場
あらゆるプレイヤーにスピンをもたらす#08VCORE #SpinOperator pic.twitter.com/CSdxWG5tmn— yonex.co.jp(ヨネックス株式会社) (@yonex_jp) December 5, 2025
2026年モデルとしてリニューアルされるVCOREシリーズ。
YONEXラケットのスピン柱として人気があるモデルです。
私も2世代前のモデルを使用していたのですが、サーブの振り抜き感がイマイチな感じがして変更したという経験があります。
今作は改良点に振り抜き向上が掲げられていて、期待値が高いです。
発売前ですが、お借りして打つことができたので、感想をレポートしていきたいと思います。
VCORE 2026 デザイン




昔のRDTi70を彷彿とさせるデザインで、カッコ良いですね。懐かしさもある。。
最近のYONEXでは珍しいグロス(艶あり)塗装となっています。
VCORE 2026 特徴・コンセプト
今作のコンセプトは「誰が使ってもスピン性の高さを体感しやすい」となっています。
一定以上のスイングスピードがないと体感しにくい、のようなハードルが無く皆がスピン性能を感じられるラケットがこのVCOREです。
特徴として、以下の点が挙げられます。
- スイートエリアの拡大
- スナップバックの増加
- 振り抜き向上
まず、スイートエリアについて。

ラケット先端部(トップ部)を長くすることでこれまでよりもエリアを拡大しています。ヨネックスラケットだからできる技術だと思います。
スナップバック増加についてはグロメット構造を改良することで実現しています。

グロメットを楕円形状にすることで、ストリングの可動域を広げてより回転がかかるように設計されています。
振り抜きについては、空気抵抗が少なくなるようなフレーム形状にすることで性能向上を図っています。

上記の通り、スピン性能を突き詰めるためフレーム形状を一から見直した完全リニューアルラケットとなっています。
VCORE100 2026 スペック
| VCORE100 2026 スペック | ||||||
| 重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
| 300g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 320mm | |
ファーストインプレッション

軽快な飛びだけど打球感は柔らかい。
こんな印象でした。
ウォーミングアップのゆったりなスイングでも「乗り」が感じられるので柔らかい印象になるんだと思います。
広いスイートエリアやストリングの動きやすさが乗り感を出してくれてるのかな。。
ストローク

ラケットトップを横長にし、スイートエリアが広がるのは歓迎ですが、振り抜きが損なわれることを心配される方もいると思います。僕もその1人。
実際に打ってみた結果、全く心配することはありません。
自然に違和感なくラケットが走ってくれて順回転の効いたボールを打つことができました。
スピンは特性通り非常によくかかりますが、スピンを意識して擦りすぎると失速してネットということもありました。。
厚く当ててレベルスイング気味に打っても自然に落ちてくれるので、このラケットの特性を活かせると思います。
ストリングパターンが粗めで食いつき感が強いので厚く当てるとかなり推進力のある球が飛んでいき、最後しっかり収まってくれる感じで、感触良かったです。
ただ、ぼく程度のフィジカルでの感想なので、飛びすぎる!と感じる人も多いかと。
そのような方は、別スペック(100D/98/95)が良いと思います。
ボレー・サービス

面は大きく見えますが、ボレーの操作性も問題なし。
ボレーについては、ハーフボレーが楽に返せるというのが印象に残りました。
スイートエリアが広くアシストが強いんだと思います。
サーブについては、以前のモデルで感じた振り抜きのイマイチさが全く無くなっていて、ヘッドが走りパンチの効いた質の良いサーブを打つことができました。
ラケットパワーも強いのでスピード感もかなり出ます。
そしてスピンサーブについてはストリングの引っ掛かりが強く感じられ、高低差のあるサーブが打てました。
緩急が非常につけやすく、相手のタイミングをずらすことができました。
個人的にはサーブの振り抜き感向上が最も気に入ったポイントです!
まとめ
以上、VCORE100 2026のインプレでした。
- パワーがあるけどスピンが効いて収まる!
- サービスの緩急がつけやすい
これがぼくの感じた一押しポイント。
爆発的な人気が出そうな予感です。
興味のある方はぜひ試してみてください。
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