今回、今まで試したことのないブランド「シグナムプロ」の「アウトブレイク」を張ってみました!
シグナムプロはドイツのメーカーで、有名ところではベレッティーニ選手が契約しています。
今回アウトブレイクを選んだ動機は、最近テニスをやる時間が寒くて打球感が硬く感じるようになったので、前評判で柔らかいと聞いていたこのストリングに興味がわいたからです。
早速、基礎練&ダブルスマッチ練で使ってきたので打球感や球質についてレポートをしていきたいと思います。
アウトブレイクの特徴は?
このグラフは公式サイトの情報です。
パワーと快適さが特徴のようですね。
「Anthracite(アントラシート)」と呼ばれる、グレー系の色味をしています。
若干緑掛かってるような不思議な色味です。
断面はおそらく普通の丸い形状と思われます。
張り上がりとテンション
グレー系なので、ラケットのデザインに左右されずどれにもマッチしそう。
テンションは40ポンドで注文しました。
寒いので緩めに。。
ストローク
直前が硬めのストリングだったこともあり、
というのが印象的でした。
柔らかいのですが、乗りすぎずに適度な反発もあって、ぼく的に好きな感触です。
打球音は低め。
だけど音の割に球速が出る感じでアシストしてくれてる感じがありました。
回転性については癖がなくて普通にかかるといった印象です。
ストリングの柔らかさのせいか少しセンターを外しても打球感がそれほど落ちない点も高評価です。
低〜中弾道のフラットドライブ系のボールが球速と回転のバランス良く打つことが出来ました。
ボレー
反発力の良さからボレーも結構楽に打てました。
特に良かったのはタッチ系ショット。
「乗り」と「反発」のバランスが良くて、前に落としたり、角度をつけたりとイメージした場所に落とすことが出来ました。
たまたま調子が良かったのかな。。。
サービス
- 球速
- スライス系(曲がり)
- スピン系(跳ね)
ぼくの中でサービスは上記を意識しているのですが、アウトブレイクは全てが80点くらい。
どこかに突出しておらずバランスが良いので、オールラウンドに打ちやすかったです。
耐久性とテンション維持性
初回練習後の緩みっぷりはこんな感じ。
あと浅いノッチが出来ていました。
詳細はしばらく使用して別途レポートします。
約1ヶ月使用しての削れっぷりや緩みっぷりをまとめました。
競合ストリングは?
【YONEX】ポリツアープロ
YONEXのド定番ストリング
ポリツアープロも柔らかくて人気がありますよね。
アウトブレイクも同じくらい柔らかいです。
反発性に少し差があって、アウトブレイクの方が若干弾きが良さげです。
【ソリンコ】コンフィデンシャル
こちらも「乗り」と「反発」のバランスが好きだったストリングです。
アウトブレイクよりも回転性は高いですが、柔らかさではアウトブレイクの方が上。
どちらもオールラウンドに扱いやすいストリングです。
評価チャート
まとめ
以上、シグナムプロ アウトブレイクのインプレでした。
とにかくバランスが良いので、多くの人が打ちやすいと感じるストリングだと思います。
寒くなってきて、
「いつものストリングだときつくなってきたな」
「でもナイロンはちょっとな・・」
という方に是非試してもらいたいストリングです。
興味があったら試してみて下さい!
あー柔らかい