先日からこれまで試したことのない組み合わせでハイブリッドにしてみました。
組み合わせは、
メイン:Yonex ポリツアープロ(125)
クロス:Tecnifibre X-ONEバイフェイズ(130)
です。
何故この組み合わせにしたか?ですが、
良く練習してもらっている友人がこの組み合わせに変えてから、サーブ・ストロークでバウンド後の伸びが良くなり差し込まれることが増えたので、ぼくもそうなりたいと思った。。
という超単純な理由です!
実際に打ってみて、「伸びが良くなったな」と感じた理由がわかった気がするので、打球感などと合わせてインプレしていこうと思います。
ストリングそれぞれの特徴
まず、それぞれのストリングがどんなものなのか簡単にご紹介します。
Yonex ポリツアープロ
Yonexのポリストリングでスタンダードとなっているバランスモデルです。
反発性・柔らかさ・引っかかりのバランスが良く、過去には世界的なストリング評価サイトで1位を受賞したこともあるストリングです。
ぼくも困ったらこれを張ります。
そんなストリングをメインに設定。
Tecnifibre X-ONEバイフェイズ
ナイロンストリングの中で最もナチュラルに近い?とも言われていて、極上の柔らかさを感じることができるストリングです。
柔らかくて反発もあり、めちゃめちゃ良い打球感で身体に優しい感じなのですが、耐久性&値段がお財布に優しくありません。
そんなツンデレストリングをクロスに設定しました。
張り上がりとテンション
テンションはポリポリの時とだいたい同じくらいで張ってもらいました。
ストリングを手でポンポンするとテンション以上に柔く感じます。
ストローク
まず印象的だったのが、打球感の柔らかさ。
モチっとボールを包み込んで飛ばしてくれます。
ラケットにくっつくような感触で引っかかりもあってスピン性も抜群。
ポリポリに比べて反発性が明らかに良くなり、
- スピン系のボールが深くなった🙆♀️
- スライス系のボールがロング気味になった🙅♀️
こんな変化が。
スライス系はこれまでよりも回転を多くさせる(若干下へベクトルを向ける)ことで調整できました。
自分からのパワーをそれほど加えずとも、これまで一生懸命振っていた時と同じくらいの球が打てている気がします。
そして、これが相手にとっては伸びが良くなったと感じる要因なのかもしれません。
というのは、あまり力感なく振っているのにも関わらず、生きたボールが飛んでくるので、ギャップから想定外の伸びを感じるんじゃないかと分析します👓
というわけで、超絶ショットが良くなるわけではありませんが、少ない力でボールが飛ばせるようになるので、守備力向上が見込めます。
ボレー
ボレーも始めはロングとなることが多かったですが、パンチを弱めるというか押し込みを調整することで、コントロールできました。
クロスがナイロンということで、オフセンターでもストリングの撓みを感じることができ、スイートエリアが広がったような印象を受けました。
ただでさえアシスト力のあるSX300ツアーにこの取り合わせは鬼に金棒。
反発力の高さに慣れてしまえば、安定感のあるボレーを打つことができました。
もちろん、ツアースペックのラケットをお使いで、もう少しアシスト力を向上させたいと感じている方にもお勧めできるセッティングです。
サービス
サービスに関してはスピード感に物足りなさがありました。
フラット系でボールを潰すと、ストリングにめり込み過ぎて想像通りの反発が得られず、スピードが乗らない印象でした。
もう少し強く張れば反発力が上がり、イメージ通りのスピード感が得られるのだと思います。
スピード感はイマイチでしたが、回転性はとても良く、いつもの2ndサーブが1.5サーブくらいに格上げされてポイント取得率は悪くありませんでした。
確率・再現性を大事に、プレースメントを重視するプレーヤーにお勧めできます。
まとめ
以上、ポリツアープロ & X-ONEバイフェイズ ハイブリッドのインプレでした。
- 楽にボールを飛ばしたい
- 守備力を向上させたい
- ラケットのアシスト力を向上させたい
このようなニーズに応えてくれるハイブリッドだと思います。
スピードボールをガンガン打ちたい!という人にはちょっと向いていないと感じます。
ぼくと同じくらいの年齢層で、ポリポリが厳しくなってきたという人にはハマるんじゃないかなぁ。
あとは冬場でボールが飛ばなくなった時とか。
友人もずっとポリポリでしたが冬場に肩を痛めてからこの張りにしていました。
今ではもうポリポリには戻れないと言ってます。
興味があったら試してみてください!!