#錦織圭、1年8ヵ月ぶりの復帰戦で見事な勝利❗️
ブランクを感じさせない圧巻のプレーを見せてくれました❗️
おめでとう🎊🎉
⁰#revengetotheworld ⁰#錦織圭再起動 pic.twitter.com/bvJhUncj1Z— WilsonTennisJapan (@wilsontennisjp) June 14, 2023
劇的な復活優勝をした錦織選手。
その手には新デザインのウルトラツアーV4.0(っぽい)ラケットが輝いていました。
「V4.0は前作からテクノロジー・スペックの変更がない」
ということだったので試していなかったのですが、この優勝を見て俄然興味が湧き溢れて抑えられなくなり、実機を試してみました。
自分のフィジカルを考慮して、100をチョイス。
では早速打ち心地・評価をレポートしていきたいと思います。
ウルトラツアーV4.0のデザインは?
ウルトラV4.0はマット塗装であるのに対し、ウルトラツアーはグロス塗装。
この色味だとグロスの方が圧倒的に綺麗でかっこいいですね。
実機を見て3秒で惚れました。。
ウルトラツアーV4.0の特徴は?
22mm均一で振り抜きの良いフレームに「クラッシュゾーン」「P.W.S」を搭載し、パワーと面安定性(コントロール性)を向上させたラケット
上記のような特徴があるラケットです。
- クラッシュゾーン
グロメットがダンピングする構造をとっていて、ストリングの可動域が広がり、結果パワーとスイートエリアの向上が見込める技術です。
- P.W.S(周辺加重機構)
フレームの3時と9時の位置が少し厚くなっています。
ウイルソンラケットによくある特徴的な形ですね。
これはフェースの両サイドのウェイトにより慣性モーメントが高まるため、オフセンターでインパクトした時に優れた安定感を発揮します。
ウルトラツアー100 V4.0のスペックは?
ウルトラツアー100 V4.0スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
293g | 100平方inc | 27.25inc | 22mm | 16×19 | 330mm |
ファーストインプレッション
良くも悪くも、スイートエリアとそうでない場所の差がある打球感。
フレームは硬くしっかりしていて、ストリングの撓みでボールが飛ばされる感触です。
トップヘビーな「ハンマーバランス」ですが、重量自体は293gなので、操作性に問題はありませんでした。
ストローク
16×20というちょっと細かめなストリングパターンに加え、縦長なフレーム形状なこともあり、弾道はイメージより低めでした。
本当にしっかりしたフレームでブレません。
なので、スイートエリアで捕らえた時は狙った場所にズバッと良いボールが行くんですが、外すと硬くて飛ばない、、
というわけで正直ちょっと難しかったです!
スライスやブロック系でしっかりミートしてコースをつき、ボレーにつなげるスタイルが自分との相性が良かったですね。
ボレー
面安定性が尋常じゃないので、ボレーのコントロールは非常にやりやすかったです。
トップヘビーさも全く気になりません。
ストリングにボールが乗って、そこから打ち出されるタイミングが思った通りだったので、角度や前後のコントロールが良かったのだと思います。
ボレーは振りが小さいためミート率が高いのでそれほど難しさを感じませんでした。
サービス
サービスは収まりが良い!
縦長系なフレームにトップヘビーなバランスなので、振り抜きが抜群!
さらに全くブレないフレームの安定感でコースの再現度が高く、確率よく1stを入れることができたと思います。
サービスでスピードはある程度出せるけど、コースが定まらない。。
みたいな悩みのある方が使ったら、変身する可能性があるラケットだと思いました。
まとめ
以上、ウルトラツアー100 V4.0のインプレでした。
スイングスピードが速く攻撃的な人向けなラケットに向いていることは間違いないですが、ミートが得意でコントロールを重視したい人にも是非試して欲しい1本です。
それくらい面安定性が高くてコントロールがしやすい!
あ、もちろんデザイン買いもありかと。。
実物ほんとカッコいいです。
興味があったらチェックしてみて下さい。
今のメインラケットが弾道の上がりやすい「アエロ」なので、余計そう感じたのだと思いますが。。