prince新製品
ファントムグラファイト100princeの今のテクノロジーを全て詰めた様な一本#prince pic.twitter.com/XUjhNsJHai
— 関口陽一郎(御徒町太郎)●ファントムグラファイト発売が楽しみ過ぎる (@okachimachitaro) January 15, 2020
プリンスから先日情報が公開された新作、「ファントムグラファイト」。
これまでファントムシリーズは、「O3」と「ノーマル」の2機種展開でしたが、今回「グラファイト」も追加となりました。
プリンスのグラファイトといえば、昔々一世風靡した超人気ラケットで、多くの人が使っていました。
私が学生だった頃は「グラファイトを使っている」=「ツエー奴」みたいな式が成り立つくらい、上位選手に好まれて使われていた記憶があります。
そんなグラファイトが最新のテクノロジーを纏って新作として登場します。
本記事では、
- 搭載テクノロジー
- ラインナップ
といった情報を整理していきたいと思います。
デザイン
昔のグラファイトを彷彿とさせるデザインです。
見ているだけでワクワクして打ってみたくなりますね。
ファントムグラファイトは光沢ありのカラーリングとなっています。
搭載テクノロジー
デザインだけを見ると「復刻」に見えますが、良い部分は残しつつ最新のテクノロジーを搭載させた「新しい」ラケットになっているようです。
主たるテクノロジーはこちら。
- クロスバー
グラファイトの代名詞ともなっている、スロート部分の一本。
フレームの「捻れ」を抑える効果があり、コントロール性能の向上につながります。
- CTS
図のように、ラケットヘッドに向け均一に厚さを増していく形状を取っています。
こうすることで、スイートスポットがトップ寄りに拡大するようです。
- ATS(Anti-Torque System)
フレームの「10時」と「2時」の位置に「テキストリームxトワロン」を配置し、ラケット上部の剛性を強化。
ボールの推進性の向上が見込めるテクノロジーです。
画像のように2019年版ファントムはATSが強調されたデザインになっていましたが、ファントムグラファイトは内に秘めていそうです。
素材は「テキストリーム x トワロン」が使われています。
カーボン100%だった昔のグラファイトとどう違うのか、是非体感してみたいですね。
- レジテックスツアー
レザーの上にコーティングを施したグリップ。
レザーのような「角」がありつつ、オーバーグリップのような滑らかさもある握り易いグリップです。
ファントム2019で体感して、ボレーの面感覚が掴みやすく結構好みでした。
そんなグリップがファントムグラファイトにも装備されます。
- パラレルホール
グロメット構造のテクノロジーで、ストリングがフレームの外側まで一直線になるような設計になっています。
こうすることでスイングパワーが正確に伝えられ、パワーロスを抑えてくれる効果があります。
このテクノロジーは「ファントムグラファイト97」にのみ搭載されています。
ラインナップ
- ファントムグラファイト107
- ファントムグラファイト100
の2機種が発売されるようです。
新スペック「ファントムグラファイト97」が登場し、3機種展開となります。
それぞれのスペックはこちら。
ファントムグラファイト107 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 107平方inc | 27inc | 17.5-20-21.5mm | 16×19 | 310mm |
ファントムグラファイト100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 17.5-20-21.5mm | 16×18 | 310mm |
ファントムグラファイト97 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 97平方inc | 27inc | 18.5-21-22.5mm | 16×19 | 305mm |
昔のグラファイトは19mm均一だったのに対し、新作は最大22.5mmと結構パワーがありそうです。
さらに重量も軽量化されていて、操作性も良さそう!
97は315gと重さはありますが、バランスがトップライトになっているので、扱いやすそうです。
107は近年市場から消えていた、オーバーサイズの本気ラケット。
楽しみで仕方ありません。
まとめ
古くから引き継がれてきた伝統を継承しつつ、最新のテクノロジーを搭載して全く新しいラケットとして登場する「ファントムグラファイト」。
107平方incのオーバーサイズが、2020年3月。
100平方incのミッドプラスが、2020年5月。
97平方incが2021年3月に発売予定です。
新型コロナウィルスの影響で発売が遅れましたが、がっつり打つことができました。
感想はこちらです。
ファントムグラファイト97も打つことができました。
315gとは思えない操作性、97平方インチとは思えない守備性でかなり扱いやすい競技モデルラケットになっています。
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ファントムグラファイト Q&A
- ファントムグラファイトってどんなラケット?
プリンスが誇る伝説のラケット「グラファイト」の長所を継承し、最新のテクノロジーを搭載させた最新のラケットです。(詳細はこちらの記事でご確認下さい。)
- ファントムグラファイトの特徴は?
「クロスバー」「CTS」「ATS」「レジテックスツアー」と呼ばれるテクノロジーを搭載させ、コントロール性とパワーを追求したモデルになっています。(それぞれの詳細はこちらの記事をご覧下さい。)
- ファントムグラファイトのラインナップは?
オーバーサイズ(107平方inc)とミッドプラス(100平方inc)、ミッドサイズ(97平方inc)の3機種展開です。(それぞれの詳細スペックはこちらの記事でご確認下さい。)
- ファントムグラファイトの感想は?
インプレはこちらです。(「ファントムグラファイト107」「ファントムグラファイト97」)