テクニファイバー「TF40」の2022年モデルをやっと打つことができました!
#テクニのボックス がついに全貌公開となりました!
これが、Tecnifibreが本気で創り出したボックスフレームです。
ぜひご覧ください!
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#fightsmart #tecnifibre #Tennis #テニス pic.twitter.com/676wLmRne0— Tecnifibre Japan (@TecnifibreJapan) January 6, 2022
テクニファイバー製「ボックスの中のボックス」ラケットです。
すでに打たれた方のインプレを見ると、
- 打感最高!
- スペックほど難しくない!!
- ボールが伸びる!!!
という高評価が多く、期待が膨らんでいました。
今回打ったのは、「TF40 305 16×19」です。
基礎練+ポイント練で使ってきたので、ぼくなりの感想をまとめていきたいと思います。
TF40 2022のデザイン
まずはデザインから。
最近のテクニファイバーラケットは白基調で綺麗ですよね。
トリコロールな配色もおしゃれです。
TF40 2022の特徴
搭載テクノロジーで注目すべきは、
- ストリングホールを20%広げた(前作比)「XTENSE BG」
- ゴリゴリボックスなフレーム形状「RS Sharp Section」
- フレーム全体に発砲ウレタンを配合した「100 FOAM INSIDE」
の3つです。
「発砲ウレタンの配合」や「ストリングホールの拡大」で扱いやすいさが増していそうです。
テクノロジー詳細はこちらにまとめてますので、興味があったら見てみて下さい。
TF40 305(16×19)のスペック
TF40 305 16×19 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21.7mm | 16×19 | 325mm |
「98平方インチ」に「305g」という黄金スペックの次にアツいスペックです。
が、バランスが325mmとちょっとトップヘビー。
これが操作性にどう影響するでしょうか。
ファーストインプレッション
ドボックス形状なので、
板のような打感で、全然飛ばないんだろうなぁ
という先入観で練習開始。
ウォーミングアップのショートラリーをはじめたところ、ボックスらしい打感はあるものの、思いの外弾きがあって飛びもあります。
ボレーボレーでも同じ印象で「これならちゃんと扱えるかも!」とワクワクしながらストロークへ。
ストローク
距離を伸ばして打ってみると、まず弾道が低い(イメージより上がらない)ことを感じました。
ストリングパターンは16×19なので、もうちょい上がると思っていたのですが、こちらの画像のように、ヨーク部分のホールが8穴になっていてセンター部分が密になっています。
8穴はもう一つのスペック18×20と同じ作りです。
弾道は低めでしたが、反発はしっかりあるのでフラットドライブ系の球の走りが良くて攻撃的なボールが打てたと思います。
この反発性はこれまでのドボックスフレームにはない「飛び」です!
そしてやっぱり「打感」は気持ち良いです!
一瞬乗ってそこからスパンとはじき出される感触は「ボックスならでは」で最高でございました。
ストリングはナイロン(モノ)でした。
ラケットのしなり・反発 / ストリングのたわみ・反発
のバランスがぼくの感覚にあっていたと思われます。
次に守備面。
正直守備面では苦しい場面が。。。
オフセンター時のアシストがやはり高くないので、フェースの根元で当たってしまったりするとボテボテになってしまいます。(上の画像のボール跡参照)
気づくと守備をしているぼくが試合で使うのはハードルが高そうです。
ボレー
ボレーの方がミート率が高いせいか、難しさを感じませんでした。
ストロークでも感じた通りに反発性は十分で、飛ばないと感じることはなかったです。
少し気を使ったのは当たりの厚さで、薄く当てて回転をかけようとすると弾かれるような感触があったので、厚く当ててボールを返すことに注意しました。
厚く当ててもちゃんと制御できる飛びなので、安心です。
操作性に関して、いつもよりもズッシリ感は感じたものの、ボレスト練習やシングルスでのポイント練では問題なく扱えました。
サービス
- バウンド後の伸び
- スライスのキレ
この2点がすごかったですね。
ストリングの密な部分でインパクトすると、キュッとパワーが1点に集まり、そこからロスすることなくボールがぶっ飛んでいく感じで、かなり球威のあるボールを打つことができました。
自分の武器がスライス系のサーブということもあり、普段の1.3倍くらいの攻撃力となりました。
競合ラケットは?
「ボックスの打感がありながら、反発も良い」
最近どっかで聞いたことありませんか?
2022年新登場した、ミントグリーンのあれ。。
そう、HEADのBOOMです。
ぼくが打ったMPは295g / 100平方インチだったこともあり、アシスト感はBOOMの方が強く感じましたが、性格は似ているラケットです。
よりしばきたい方はTF40をオススメします。
ラケット評価チャート
まとめ
以上TF40 305のインプレでした。
思ったよりも扱いやすく、中年のおっさん層でも全然いけるラケットでした。
305の16×19は、TF40シリーズの中で最もハードルは低いですからね。
クラシカルな打感を楽しみながらプレーをしたい方にオススメです。
興味があったら試してみて下さい。
唯一の難点は、白だとフレームショットを繰り広げた時にくっきりとボールの跡が目立ってしまうこと。