YONEXラケットのフラッグシップモデル「VCORE PROシリーズ」が名称を「PERCEPT(パーセプト)」に改め、リニューアルされました。
ミント風味で美味しそう
実食は火曜日 pic.twitter.com/DSjnO0b3ns
— (@MtRyomei) July 30, 2023
ちょっと可愛い系な配色となり、とっつきやすくなりました。
今回は中心スペックである「パーセプト100」を実食。
ラケット変更をガチで考慮に入れて真剣に打ってきましたので、感想をレポートしていきたいと思います。
パーセプトの特徴は?
VCORE PROに搭載されていたテクノロジーはほぼ継承されていて、以下の点が異なります。
- サーボフィルターの新規搭載
- VDMの廃止
サーボフィルターとは
「ラケット成型時の加熱でも硬化しにくい」
という特性のある素材で、フレームの柔軟性を向上させてくれます。
この恩恵で、ホールド感や振動吸収性が向上しました。
打球の情報を消し過ぎないように「VDM」は廃止されたのだと思います。
テクノロジーの詳細はこちらの記事をご覧ください。
パーセプトのデザインは?
パーセプト100のスペックは?
PERCEPT100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 320mm |
数値上はVCORE PRO100と変更ありません。
ファーストインプレッション
ボックス系ラケットはスイングスピードが遅いと「板」みたいな硬さを感じることがあるのですが、このラケットは「しなやかな板」でゆったりなスイングでも絶妙なしなりを感じることができます。
そして弾きも良い!
打球感の良さと飛びの良さが高次元で両立していて、期待大デス。
ストローク
強めのインパクトをしてみると、今度は「面安定性」の高さに驚愕しました。
何に驚愕したのかというと、ただ面安定性が高い(要は硬い)ラケットなら他にもたくさんあるのですが、パーセプトは硬過ぎずにでもブレない安定感があるんです。
この安定感のおかげでバックハンドのダウンザラインがメチャメチャ冴え渡りました!
若干センターを外してもしなやかさがあり打ち損じを感じません。
なので、オフセンターでも飛んでくれるアシスト性があります。
回転性も高め。
ストリングをよく見ると結構目が粗く、その恩恵で引っかかりが良くて弾道は上げやすいです。
この弾道の上がりが気に入らない方は新スペックの「100D」を試してみると良いと思います。
飛びが良くて、回転も良くかかるので精度の高いボールを打つことができたと思います。
ボレー
面安定感の良さと飛びがあるので、ボレーが打ちにくいはずがありません。
重量:300g バランス:320mmと扱い慣れたスペックなので、操作性も問題なし。
ハーフボレーも反発性が活かせてラクに返すことができました。
この「ラク」さの中には、ちょっとスイートエリアを外してもそれを感じさせないアシスト(反発性・打球感)が隠れているはず。(ぼくのミート率がそんな急に上がるはずがないので。。。)
もちろん厚く当てて決めに行くようなボレーに関してのコントロール性も高いです。
ボレーに関して、イマイチな点が見つけられませんでした。
サービス
サービスでは、回転性の良さが印象に残りました。
スピン系のサーブは思ったよりも跳ねてくれるし、
スライスサービスは思ったより浅く入るし、(若干サイドフォルトも多かったけどすぐ慣れそう)
弾く感じもあり、スピード感も上々。
回転性との相乗効果で、サービスで相手を崩しやすいラケットです。
スピードだけだと相当速くないと崩せないですから、こういう回転のかかるラケットは良い武器になってくれると思います。
ラケット評価チャート
高次元でバランスが取れている印象でした。
まとめ
以上、パーセプト100のインプレでした。
VCORE PRO100よりもしなやかさが増したように感じ、安定感が向上したように思いました。
「反発」「回転」「打球感」すべてが高次元でバランスが取れていて、完成度の高いラケットに仕上がっています。
プレースタイルを選ばず、自分のプレーを底上げしてくれる頼りになるラケットです。
興味があったら是非お試しを!!
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【参考】別スペックのインプレや比較
別スペックのインプレや比較はこちらです。
表現が難しんですが、
「強いけど、硬くない=しなやか」
ぼくの語彙力だと「しなやか」しか出てきません。。