錦織選手が2018年頃まで使用していた「BURN」シリーズ。
錦織選手が「ULTRA」シリーズに移行してからは脚光を浴びなくなってしまい、廃盤になってしまうかと思ったのですが、リニューアルが続けられていて、2023年に新しいモデル、バージョン5(V5.0)が発売されました。
このモデル
「初めてちゃんとした硬式テニスラケットを買う人」や
「スピン性能の高いラケットを探している人」
におすすめできるラケットなんです。
本記事では、
- このラケットの特徴
- おすすめの理由
についてまとめていきたいと思います。
BURN V5.0のデザインは?
キャラクターカラーである、オレンジが踏襲されています。
BURN v5.0のラインナップとスペック
- BURN 100
- BURN 100S
- BURN 100LS
- BURN 100ULS
こちらの4機種展開となります。
それぞれのスペックはこちら。
BURN100(V5.0) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 16×19 | 320mm |
BURN100S(V5.0) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 18×16 | 320mm |
BURN100LS(V5.0) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 18×16 | 325mm |
BURN100ULS(V5.0) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
260g | 100平方inc | 27inc | 23-25-23mm | 18×16 | 330mm |
BURN V5.0の特徴は?
ラケットに搭載されているテクノロジーはV4.0(2021年)の頃から変更なさそうです。(特別な変更情報なし)
主な搭載テクノロジーは以下の通りです。
- 「デュアル・テーパー・ビーム」
- 「パラレル・ドリリング」
- 「スピン・エフェクト」
「デュアル・テーパー・ビーム」は、
23.0mm-25.0mm-23.0mm
というひし形のフレーム厚になっていて、純しなりが極めて小さい(=パワーが伝わりやすい)という特徴があります。
「パラレル・ドリリング」は、ストリングが動きやすくなるようなグロメット構造を指します。
「スピン・エフェクト」は、BURN100Sにのみ搭載されているテクノロジーで、ストリングパターンが18×16となっていて、強烈なスピンをかけることができます。
おすすめな理由①
BURN100Sの回転性能は、現在市販されているラケットの中でトップクラスです。
それはスピンエフェクトと呼ばれる、ストリングパターン。
一般的なラケットよりも粗くなっていて、めちゃめちゃ回転が掛けやすいんです。
テニスを始めたばかりで回転の掛け方がいまいち掴めてない方でもこれを使えば「引っ掛ける」感触がわかりやすく、スピンを早く習得できると思います。
私自身このラケットのスピン性能に惹かれて一時期メインラケットとして使っていました。
詳細な感想はこちらです。
おすすめな理由②
今主流のラケットは定価が ¥35,000〜¥40,000 近いのですが、このラケットは定価が ¥25,000とお買い求めやすい価格設定になっています。
ネットショップだともっと安く購入できます。
確かに今のWilson社の最新テクノロジーは搭載されていませんが、ほんの数年前の技術は搭載されているので、正直最新モデルと大差ありません。
お財布に優しいラケットです。
まとめ
以上、BURN V5.0の新製品情報でした。
個人的には「100S」がイチオシです!
- スピンの感覚を早く掴みたい方
- 強烈なスピンボールを打ちたい方
- いいラケットを安く購入したい方
これらのニーズを満たしてくれるラケットです。
興味があったら試してみて下さい。