最近新作ラケットを色々打ってみるのが楽しくなってきています…
そういう訳でバーンの2016年モデルを試してみました。
このラケットでボールを打てば錦織選手のような球が打てるかも…とか思いながら
WILSON BURN95J インプレッション
デザイン
初代バーンは光沢を消したマット仕様でしたが、2016年モデルは光沢ありとなっています。
錦織選手が使用しているのはどうみてもツヤツヤしてますもんね。
スペック
スペック | |||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス |
289g | 95平方inc | 27.25inc | 22mm | 16×20 | 340mm |
重量289gでバランスポイント340mm!!
軽量、トップヘビー、昔でいうハンマーラケット仕様です。
私が学生時代、『トッププロでも超軽量は想像以上に武器になる』というキャッチフレーズでアメリカのトッド・マーティン選手が使用していたことを思い出しました(古い!)
ファーストインプレッション
289gとは思えないズッシリ感。
軽い素振りでは、トップの重さからブンッと一気に振り抜ける感触が得られました。
これでタイミング良くボールを捕らえられたら、すごいボールが飛んでいきそうだなぁという期待に溢れます。
それとWilsonのラケットは意外と細長いですね。
ピュアドラやrevo v3.0に慣れてしまったからそう感じるだけかな…
ストローク
すごく良い感触です。
トップヘビーなので素振りでの印象通りボールを潰している感触を味わえます。
先日試打したyonex vcore duel g 97よりも楽に。ラケット自体の反発も抑えられていてアウトをする心配なく安心して振り抜けます。
このラケットも振動(衝撃)吸収が秀逸で、振動止めなしでも不快な振動がなく気持ち良く打つことができました。
しかし難点も…
私は片手バックなのですが、相手の早い球に対して咄嗟に面を作らなければならない場面で、トップ部が重く、振り遅れを頻発させてしまいました。
ボレー
通常のボレストであればトップの重さを生かした良いボレーが打てます。ラケットの反発力は抑えられていますがスイートスポットを外した際のフォローもしてくれる印象です。
(revo v3.0やピュアドラと比べると飛ばないですけど)
ダブルスのように咄嗟にボレーの面を作って返球しなければならない状況での対応が難しいと感じます。ボレーボレーでも心の中でヒィヒィしてましたから…
サービス
フラットやスライスはヘッドの重さをぶるけられ、ボールを潰す気持ち良い感触で打ち抜けました。スピードも乗り、上手くなったような錯覚に。
スピンサーブに関しては振り上げるのが大変でした。振り出してしまえばトップの重さで自然にラケットが走りますが、振り出すのが大変です。
まとめ
クセ(特徴)のあるラケットです。
トップの重さを活かして攻める、非常に攻撃的なラケットだと思います。
私のレベルだと守備面で課題を感じましたが、いなすような処理が上手な方は攻撃力があがり、ワンランクアップが望めそうです。
攻撃力を上げたいと思っているプレイヤーにおすすめできるラケットですね。
2017/1/3 追記
バーンの2017年モデルの試打レポートはこちら。
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試打動画
ストローク編
ボレー/サービス編