2021年2代目が発売された人気のCXシリーズ。
2代目の注目ポイントとして、新テクノロジーの搭載もありますが、新しいスペックが追加されたことが挙げられます。
これまでは、
◇CX200
- フェースサイズ:98平方インチ
- 重量:305g
- フレーム厚:21.5mm均一
◇CX400
- フェースサイズ:100平方インチ
- 重量:285g
- フレーム厚:24mm均一
と、結構差のあるスペックとなっていました。
この間を埋めるのが今回追加された「CX400ツアー」です。
先日打つことができたので、打球感や球の特徴をレポートしていきたいと思います。
デザイン
2代目は赤基調ですが、何度見ても綺麗な赤で、明るすぎず、暗すぎず、かっこいいです!
CX400ツアーの特徴とスペック
2代目CXシリーズの進化のポイントとして、制振ゴム素材がシャフト部に搭載され、パワーロスを抑制し球威の向上が見込めます。
この技術を「フレックスブースター」と呼んでいます。
その他のテクノロジーについては、こちらの記事でご確認下さい。
スペックはこちらです。
CX400 TOURスペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 320mm |
- フェースサイズ:100平方インチ
- 重量:300g
- バランス:320mm
- フレーム厚:23mm均一
こんな感じで、「ちょい薄ボックス系黄金スペックラケット」と言えます。
ボックス系フレームの打球感がありつつ、黄金スペックの扱いやすさが共存していそうな予感です。
ファーストインプレッション
CX200ほどの重厚感(乗り)はないけど、CX400よりは乗る(弾かない)、確かに中間的な印象でした。
スペックの数値から思い浮かぶ、ラウンド形状の黄金スペックに比べると弾きが弱くてコントロールがしやすく感じました。
ストローク
まず感じたのが「操作性の良さ」です。
数値的には黄金スペックと変わりませんが、少しフレームのせいか抜群に振りやすいです。
中心部が細かいストリングパターンの影響か、弾道は結構低めです。
厚くボールの後ろ側を叩いていくと、CXの特徴である柔らかさを感じつつ適度な反発で鋭いボールが飛ばせます。
この反発が絶妙で、CX400ほどは強くなく、CX200よりは飛ばしてくれる感じで、僕個人的にはこれがちょうど良いです。
CX200だと守備が厳しいと感じている人に是非試してもらいたいですね。
ボレー
僕の中でCXシリーズはボレーの打ちやすさが際立っているラケットで、CX400ツアーにも期待を寄せていました。
たしかに感触は良いのですが、CX200程の乗り(タッチ感覚)がないし、CX400程飛ばしてくれない、ちょっと中途半端な印象。
良く言えば「癖がない」という評価になると思いますが、キャラが薄まったというか、評価が難しいです。。
操作性という観点では、このCX400ツアーが最も良かったですね。
重量と重心のバランスが優れているのだと思います。
サービス
サービスに関しては、やはりスライス系の変化とスピード感が良かったですね。
スライス回転でバウンド後に低く滑らせてリターンミスを誘うようなプレーに向いていると思いました。
スピンもかかりますが、私のスキルでは相手の打ちごろになる感じで、効果的に打てませんでした。。。
CX200と比べると重厚感が弱く弾きが強まっているので、打球感が軽めでした。
もっと乗ってほしい(打ちごたえが欲しい)と思う人もいるんじゃないかと思います。
逆にCX200だと飛ばない・・・という人にはマッチしそうです。
ラケット評価チャート
まとめ
以上、CX400ツアーのインプレでした。
- 抜群の操作性
- 癖のない反発性
が特徴で、扱いやすさが印象に残りました。
「これがすごい!」と尖ったものはないけど、どれも平均的でオールラウンドに使えるラケットだと思います。
興味があったら試してみて下さい!
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