先日試打したDUNLOPの新作「CX200」
DUNLOP(SRIXON)特有の柔らかさが感じられ、操作性が良く、程良く飛び、バランスの取れた扱いやすいラケットだなという印象でした。
「CX200」はスペックの異なる「CX200 TOUR」や「CX200 LS」もラインナップされていて、周りのテニス仲間ではTOURの評価がかなり高めでした。
ここにきてCX200tourの勢いが半端ない
きっとこんなスライスが打ちたいんだ、みんな#DUNLOP #SRIXON #TENNIS #JourneyForPerfection pic.twitter.com/7bsdTvc8PV
— kamijo (@dunlopkamijo) 2018年12月18日
- CX200よりも反発力が抑えられていてコントロールがしやすい
- CX200よりも打球感が柔らかい
- 重量があるのでストロークで打ち負けにくい
という感じ。
ということで、「CX200 TOUR」のインプレを「CX200」と比較を交えてながらまとめてみようと思います。
スペック
CX200 TOUR スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 95平方inc | 27inc | 20.5mm | 16×19 | 310mm |
今回打ったのは16 x 19モデルになります。
CX200より、
少し重くて少し薄く、少し小さくてバランスが少し手元寄り
です。
1つ1つは小さな違いですが、これが使用感の違いにどうつながるのでしょうか。
- 【参考】CX200のスペックはこちら
CX200 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21.5mm | 16×19 | 315mm |
デザイン
デザインは全く同一ですね。
シャフト部に書いてあるラケット名だけが違いです。
今回取り入れられた技術やCX200としての特徴は、こちらの記事に書いていますので、まだご覧になっていなかったら先にこちらを読んでみて下さい。
ファーストインプレッション
ミニラリーやボレボレーだけでCX200との「弾き」の差を感じ取れました。
TOURの方が一瞬乗る感覚があります。
なので若干打球感が重く感じられますが、個人的にはこちらの方が好みでした。
ストローク
ラケットの芯で厚く捉えた時の「柔らかさ」は本当に気持ちが良いです。
弾きが抑えられているので、強打をしても入ってくれそうな安心感があるのも良い感じです。
薄く当ててしまうとこの感触はあまり出て来ず、硬めのフィーリングに変わってしまいました。
CX200も柔らかさを充分に感じることができますが、弾きが強い為、TOURの方がより強く柔らかい感触が味わえると思います。
私個人的には面に長く乗っている感覚があるTOURの方がスピンが掛けやすかったです。
CX200→相手のボールの力を利用したフラットドライブ系プレーヤー
TOUR→ボールを厚く捉える攻撃的スピン系プレーヤー
ボレー
まず最初に「コントロールがしやすい!」です。
面ブレの少なさと、特有の柔らかい掴む感触があるので狙ったところに落とせる感じがします。
私が良くミスする「ハイボレーを厚く当てて決めにいく」シーンでも、当たりの感触がクリアに腕で感じられるので、ふかすこともなく自信を持って打つことができました。
ただハーフボレーなどの処理はCX200の方が楽な印象でした。
ボールをしっかり捉えた時のコントロール性はTOUR。
ハーフボレー等の球際の処理はCX200。
サービス
普通にスピード出るし、普通に回転が掛かるし、打球感は気持ち良い・・・
のですが、ボレーのような衝撃的な打ち易さを感じるまでではありませんでした。
CX200のインプレでも書きましたが、「打球感が軽い」感じがするんですよね。
今メインで使っている「VCORE PRO97」のしなるサービスの感触が好きで、それと比較するとTOURでも少し物足りなさを感じてしまいました。
完全に好みの問題なので、TOURの感触が良いという人も大勢いると思います。
ラケット評価チャート
CX200シリーズ ラケットフィーリングインタビュー
CX200シリーズを使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
まとめ
CX200との比較を交えたCX200 TOURのインプレでした。
私個人としては、TOURの方が自分のプレーにあっている様に感じました。
ボレーの安定性は特筆すべきものがあると思います。
ボレーを積極的に取り入れている方は是非試してみて下さい!
もし「CX200 TOUR」でもちょっと飛びすぎる・・と感じるようでしたら、さらにハードな「CX200 TOUR 18 x 20」もラインナップされていますので、そちらをどうぞ。
今後DUNLOPからどんなラケットが発表されるのか非常に楽しみですね。
そりゃ実際に打って体感するしかないでしょ!!