PRINCEの人気黄金スペックラケット、BEASTの新作が発表されました。
現行モデルは、テキストリームと呼ばれる強くて軽いカーボンが使用されていて、面安定性が高く、飛びすぎない、コントロール性が良いという特徴があるラケットです。
今度の新作について詳細な情報が公開され始めましたので、
- どんなデザインとスペックで
- どんなテクノロジーが加わり
- どんな進化を遂げたのか
という観点で整理していきたいと思います。
デザイン
Prince BEAST は中厚フレームなのに、「掴んで弾く」
ATSを搭載し、さらに獰猛な野獣へと進化。
あなたはこの赤き野獣を手なずけることは出来ますか?https://t.co/672YZOg8fU#Princetennis #BEAST #テナズケロ pic.twitter.com/dU6n0tNWxs
— princetennis1970 (@princetennisjp) 2019年7月1日
鮮やかなレッドのカッコいいラケットになるようです。
新テクノロジー
プリンスラケットといえば、「テキストリーム x トワロン」を使い、クリアで気持ちの良い打球感を実現させています。
テキストリームカーボンにアラミド系繊維の一つである「トワロン」を融合させてテキストリームの剛性を損なうことなく、衝撃吸収性や球持ち感を向上させたテクノロジーです
新ビーストにも継承されています。
このテクノロジーが配置される場所が今回変更されました。
- 現行モデル→シャフト部分
- 新モデル→シャフト部分+フェイスの10時と2時の部分
新型はフェイス上部の剛性を強化してボールの推進性とコントロール性アップが期待できるものになりました。
この技術が「ATS(Anti Torque Sytem)」だそうです。
もう一つプリンスならではの「O(オー)ポート」がグロメットレスへ進化を遂げました。
より打球感をクリアにし、ダイレクトにパワーが伝わるのだそうです。
これは味わってみたいですねぇ。
O3シリーズではない方も、グロメットホールの径を大きく設計し、ストリングとの接点をフレームの外側にもっていきました。
その恩恵でストリングの動きがスムーズになりスイートスポットが拡大しているそうです。
ビースト98にだけ搭載されたテクノロジーとして「CTS」があります。
シャフト部からフェーストップ部にかけ、均一に厚みが増していく形状で、「スイートエリアがフェーストップ方向に拡大」する効果があります。
フェース上部で捉えることが多い現代テニスに合わせたテクノロジーです。
ラインナップとスペック
- BEAST O3 100(300g)
- BEAST O3 100(280g)
- BEAST O3 104
- BEAST 100(300g)
- BEAST 100(280g)
- BEAST LITE 100
まずこの6機種が発売になるようです。
2020年6月、フェースサイズ98のラインナップも加わりました。
- BEAST O3 98
- BEAST 98
合計8機種展開となります。
それぞれのスペックはこちら。
BEAST O3 98 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 98平方inc | 27inc | 25-23-22mm | 16×20 | 320mm |
BEAST 98 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 98平方inc | 27inc | 25-23-22mm | 16×20 | 320mm |
BEAST O3 100(300g) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23.5-25-22mm | 16×19 | 320mm |
BEAST O3 100(280g) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 23.5-25-22mm | 16×19 | 335mm |
BEAST O3 104 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 104平方inc | 27inc | 23.5-25-23mm | 16×19 | 335mm |
BEAST 100(300g) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 320mm |
BEAST 100(280g) スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 330mm |
BEAST LITE100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
260g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 348mm |
個人的には、O3 100とノーマルの100が興味深いですね。
10時と2時に配合されたテキストリームトワロンがどのような変化を感じさせてくれるのでしょうか。
打球感は?
感想を聞くと、やはり面が暴れずコントロール性が良さそうです。
打ってみるのが楽しみです。
2017年モデルのインプレはこちらです。
まとめ
発売は2019年の9月頃となるようです。
キャッチフレーズの「#テナズケロ」も個性的で面白いですね。
私にこの猛獣が手懐けられるか、発売を楽しみに待ってみようと思います。
新ビーストを打つことができました。
マイルドな打球感で扱いやすい!!
特に98は、パワーとコントロール性の両立が魅力的です!
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プリンス ビースト 2019 / 2020 Q&A
ビーストってどんなラケット?
プリンスから発売されている中ではパワーがあり、初級者~でも扱いやすく、幅広い層で人気のあるラケットです。(詳細はこの記事をご覧ください。)
ビーストの特徴は?
素材に使われている、テクストリームとトワロンの恩恵で「クリアな打球感」が特徴です。2019年モデルは「ATS」(フェイス上部の剛性を強化)が搭載され、ボールの推進性とコントロール性が向上していると言われています。(詳細はこの記事をご覧下さい。)
ビーストのラインナップは?
フェース面積100が、オースリーグロメットと通常グロメット、300gと280gの組み合わせ4機種に超軽量モデル1機種。フェース面積104が1機種。さらにフェース面積98が2機種追加され、合計8機種がラインナップされています。
(それぞれの詳細スペックはこの記事をご覧ください)
ビーストの感想は?
インプレはこちらです。(ビーストオースリー100)
インプレをご覧になりたい方は、記事末尾にリンクを貼っていますので、そちらからどうぞ!