2025年にリニューアルされた、ヘッド グラビティを打つことができました。
新作のメジャーアップデートはオーセチック2.0を搭載したこと。
あと、デザインコンセプトも変更になりました。
A look that turns heads, right? ❤ pic.twitter.com/P9lUfppf3D
— HEAD Tennis (@head_tennis) December 12, 2024
今回は「MPL」をチョイス。
では早速感想をレポートしていきたいと思います。
グラビティ2025のデザインは?






これまでグラビティは表裏の配色が異なるデザインをしていましたが、今作は他のラインナップと同等のヘッドラケットらしいものになっています。
遠くから見ると黒ラケにも見えて貫禄があり、ぼくは好きなデザインです。
グラビティ2025の特徴は?
冒頭にも書いた通り、オーセチック2.0が搭載され、グリップ部分にもオーセチックが入り、打球感の向上が図られています。

もう1点はラケットトップ部のグロメットがプレステージのようなハーフキャップになり、さらに長さも少し延長され、ラケット保護機能が向上されました。
その他、「SWEET ZONE」「FLEX GROOVE」「ELLIPTICAL BEAM」といったグラビティ従来の機能は踏襲されています。
それぞれの機能の詳細はこちらを参照下さい。
グラビティ 2025 MPLのスペックは?
GRAVITY MP L スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 22mm均一 | 16×20 | 330mm |
前作に比べバランスが若干トップに寄っています。
重量が軽いのでパワーを生むための改良かと思います。
ファーストインプレッション
280gと普段使っているものよりも軽いですが、実際に振ってみると先端に重みがあって遠心力でスイングスピードがあがる感じです。
「ヒュッ!」と空気を裂くような音がするのも特徴の1つだと思います。
22mm均一ですので、反発力は控えめです。
ストリングパターンが粗めな設計になっていて、回転の調整がしやすいのもウォーミングアップで感じました。
扱いやすい!が最初の印象です。
ストローク

画像のように先端部分が膨らんでいて、上がら5本目くらいの位置で捉えると非常に気持ち良く飛んでいきます。
が、フレーム自体のアシストは控えめで、このバランスがちょうど良く、コントロールしやすかったです。
ウォーミングアップで感じた回転の掛けやすさは距離を伸ばしても変わることなく、弾道を上げたい時、浅く角度をつけたい時イメージした通り引っ掛かってくれました。
超飛ぶ、めちゃめちゃ回転がかかる、みたく突出した特徴はないですが、適度に飛んで、イメージ通り回転がかかるという実戦的な扱いやすさがこのラケットにはありました。
軽量モデルの悪いイメージとして「当たり負ける」というものがあるかと思います。
ぼくも今回の試打で気になっていたい部分ですが、実際打ってみると弾かれるような打ち負け感は皆無。
ただ相手が同年代のおっさんなので、若い子のスピードボールを受けたら打ち負け感を感じてしまうのかもしれません、、、が、、、、そんなボールは何使っても弾かれる気がするので、結論問題なし!!
ボレー・サービス
トップヘビーなバランスですが、ボレーの操作性は問題なし。
ティアドロップ形状の恩恵か、一般的な100平方incよりもスイートエリアが広いように感じました。
タッチ系のショットの抑えも効き、違和感を全く感じず打つことができました。
サービスに関しては、先端部で打てた時にかなり威力が出せます。
軽量ラケットとは思えない打ちごたえとボールの伸びが出せます。
※ボールの伸びはバウンド後にバックフェンスのどの辺に当たるかで判断してます。
スライス系のサービスでは普段より変化(曲がり)が出せた気がします。
軽量だからスイングスピードが上がったのかな。。。?
まとめ
以上、グラビティMPLのインプレでした。
300g以下を探し始めたら第一候補に上がるくらい、好感触なラケットでした。
ジュニアやシニアで実戦で扱いやすいラケットをお探しの方におすすめできる一本です。
興味があったら試してみてください。