最近SNSで露出が増加してきている、日本初上陸のストリングブランド「トロライン 」
2回目の入荷で100本近くご用意させて頂きましたが、もうすぐ完売です。
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— 庭球戦隊グリップレンジャーズ (@grip_rangers) September 26, 2020
現在、
- キャビア(CAVIAR)
- アブソルート(ABSOLUTE)
の2種類が販売されています。
キャビアは、「柔らかさ」「適度な反発性」「引っかかり感」が良く、かなり打ちやすいストリングでした。
本日の練習で、もう一方の「アブソルート」をしっかりと味わってきましたので、詳細をレポートしていきたいと思います。
アブソルートの特徴は?
アブソルートは、
「ポリエステルでありながら「肘に優しい」柔らかい打球感」
がキャッチコピーになっているストリングです。
キャビアも柔らかく感じましたが、もっと柔らかいのかな・・・?
最近は「柔らかいポリストリング」も多く発売されているので、どの程度柔らかいものなのかも気になります。
アブソルートの張り上がりとテンション
ちょっと透明感のある黒です。(わかりにくくてすみません)
テンションは45lbsで。
ストローク
なるほど、確かに柔らかい。
キャビアに比べ、
✅ 打球音が低め
✅ 反発性が抑え気味
という印象です。
柔らかさが増した分、ボールが乗り、少し反発性が落ちてしっかりとした(ちょっと重い)打球感でした。
メーカーの商品説明に、「中上級者向けに設計」という文言があったんですが、自分でスイングして飛ばせる人向けに設計ということですね。
とは言っても、細ポリなので反発性も十分です。
特に良かったポイントは、グニャッとめり込むようなホールド感が生む「コントロール性」ですね。
細ストリングの恩恵で回転も良くかかり、中弾道で深めの球を安定して打つことができました。
ホールド感が強く、多角形状らしい引っかかり感の印象は弱めでした。
ボレー
ボレーに関しても柔らかさがプレーをアシストしてくれている感じがあります。
というのは、オフセンター時でのショットで、硬めのストリングではボテボテになってしまうような位置でのインパクトでも、アブソルートは乗っけてくれる感触があって、イメージに近いボールを発してくれます。
ダブルスで前衛アタックをされて、とっさに当てなければならないような状況でこのアシストはありがたいです。
が・・・
個人的に、ボレーではもう少し弾いてくれた方が好みでした。
ちょっともっちり感が強く、飛び出すタイミングが遅い気がして・・
使い込めば慣れるのかもしれませんが、初回の印象です。
サービス
サービスではスピン系のサービスが序盤、ちょっとオーバーを繰り返してしまうという症状が・・
普段よりも弾道が上がってしまい、落ち切らないという感じ。
多分ですが、ストリングへの「乗り」が良く、リリースが若干遅れてしまって上がりすぎているのかなと。
これは、弾道イメージを少し低めに調整することでアジャストできました。
ホールド後の飛び出しスピードについては、ほぼイメージ通りのもので満足できました。
競合ストリングは?
柔らかさでは、「テクニファイバー アイスコード」
ボールの乗りや打球感では、「テクニファイバー ブラックコード4S」
柔らかいストリングの多い、テクニファイバー製品に似ているように感じました。
これらのストリングの打球感が好きな方は、多分気にいると思いますよ。
耐久性とテンション維持性
耐久性と、テンション維持性については、以下の記事に詳細をまとめています。
どの位の期間で、どう緩んでいくのか、どう削れていくのか、に興味がある方は参考にしてみて下さい。
ストリング評価チャート
トロラインのストリングを比較
「アブソルート」「キャビア」2種類の違いはこちらでチェックできます!
まとめ
- とにかく柔らかい
- アシスト力あり
- ホールド感が高い
こんな特徴のあるストリングです。
「衝撃の少ないポリ」「柔らかいポリ」をお探しの方は、是非試してみて下さい。