「TOROLINE(トロライン)」ってブランドご存知でしょうか?
アメリカ・カリフォルニア生まれの新しいストリングメーカーで、最近日本でも発売が開始されたブランドです。
アメリカから日本に上陸したテニスブランドといえば、
▶️ SOLINCO(ソリンコ)
▶️ DIADEM(ダイアデム )
が有名ですね。
どちらも日本で取り扱われ始めてからそれほど歴史は長くありませんが、認知度の高いブランドに成長しています。
今回、幸運にもトロラインのストリングを試せる機会をいただいたので、まずラインナップの1つである「キャビア(CAVIAR)」という機種のインプレをご紹介したいと思います。
トロライン ストリングの特徴は?
まず、トロラインブランドの特色から整理してみたいと思います。
現在発売されているのは、
- ABSOLUTE(アブソルート)
- CAVIAR(キャビア)
の2種。
どちらもゲージが「120」と細めです。
そして断面はどちらも6角形の多角形状。
「細めの6角形状」
がトロラインストリングの特色と言えますね。
それぞれの性格は、
⏩ アブソルート:ソフトな打球感に拘り
⏩ キャビア:スピンのかかりに拘り
となっています。
キャビアの張り上がりとテンション
今回はパッケージの様子も紹介します。
ワイドなケースが特徴的です。
開けてみると・・・
ハーフに分かれて梱包されていました。
ハイブリッドを意識してこうなっているのかな。。?
妄想が膨らみます。
鮮やかなイエローです。
テンションは45lbsで注文しました。
ストローク
では、打ち心地についてレビューしていきます。
まず、ストローク。
ポリっぽいガツガツ感はなく、マイルドな打球感です。
細ゲージですが、しっかりと「乗り」を感じることができてコントロールもしやすい感じ。
「乗り」が強いとボールが重く感じる傾向がありますが、ここは細ゲージの恩恵で弾きも適度にあります。
また、多角形状ならではの引っ掛かりも感じられ、回転のかかりもいい感じ。
と感じました。
バックハンドスライスが良く乗ってくれて気持ちよく打てました。
ボレー
ボレーについても「乗り」があり、コントロールがしやすいです。
スイートスポットを若干外しても、ストリングの柔らかさからかアシストしてくれる感じがします。
ボレーでも「乗り」と「弾き」のバランスが良くて扱いやすかったですね。
ダブルス主体でボレー重視の方でも気にいるんじゃないかと思います。
サービス
サービスでは、回転のかかりが好印象。
ジャリっとした引っかかり感があって、ボールが良く落ちてくれます。
スピードも乗せやすいので、トップスライス気味の攻撃的なサービスが走ってくれました。
また、2ndサービスの跳ねもいつもより出ていた気がします。
ライバル機種は?
打球感の柔らかさでいうと、YONEXのポリツアープロ。
引っかかりでいうと、ソリンコのハイパーG。
に近いものがあります。
です。
耐久性とテンション維持性は?
2hの練習を行いましたが、ノッチは表れていません。
テンションの緩みも少なめ。
性能維持性も高そうです。
こちらはもっと使い込んで改めてレポートします。
約1ヶ月使用して感じた、テンション劣化、ノッチングについてまとめました。
評価チャート
打球感・テンション維持性・耐久性を評価した、レーダーチャートがこちら。
トロラインのストリングを比較
「キャビア」「アブソルート」2種類の違いはこちらでチェックできます!
まとめ
以上、新ブラント「トロライン キャビア」のレビューでした。
⏩ 乗り
⏩ 反発
⏩ 引っかかり
のバランスが抜群に良く、オールラウンドに使いやすいストリングでした。
私のような一般週末プレーヤーに人気が出そうな予感。
ご購入希望の方は以下からご確認下さい。
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「乗り」と「反発」と「引っ掛かり」のバランスが良く、素直に打ちやすい!