「ボレー用黄金スペックラケット」
というキャッチでデビューした、ウルトラシリーズがバージョンアップして登場します。
メーカーから発売前モニターも企画されていて、
今度は試打したスクールコーチのインプレです。
「球持ち良い」「面の安定性高い」は勿論。
「弾道が自然と上がって良い」「気持ちの良い打感で好き」「ストロークのスライスがとても良くかかる」
「前作は弾道を上げにくかった」等などとても良い感触でした pic.twitter.com/Jr9uVtyAuV— Mitsu64 (@mitsu1964) February 9, 2020
ウイルソンのニューモデルラケット、謎のシルバーモデル。
試打しました。なんでもできる気にさせてくれるラケットです。ちゃんとしたインプレは後日。#ULTRAできる #PR #Wilsontennis pic.twitter.com/T0vcEdcwV2— Tameblo (@Malt173) February 9, 2020
選ばれし方々は既に体感されているようですが、ご覧の通り仮のシルバーコスメ。
ラインナップやスペック等の詳細も不明でしたが、情報が公開されましたので、早速整理をしていきたいと思います。
インプレをご覧になりたい方は、記事末尾に貼ってますので、そちらからどうぞ!
デザイン
デザインは最近のウイルソンらしい、アンコタミネイティッドデザイン。
ヘッド部にウルトラのシリーズカラーであるブルーが配色されるようです。
テクノロジー
クラッシュゾーン
ウルトラのテクノロジーといえばこれ、
クラッシュゾーンです。
クラッシュゾーンはグロメットを図のようにダンピングさせることでストリングのたわみを生み、パワーを出すことができるテクノロジーです。
v3はこのテクノロジーがパワーアップし、より大きな撓みを生むことができるようになりました。
NEW PWS
こちらの画像を見ると、3時と9時の位置に少し膨らみがあることがわかると思います。
これが「PWS」と呼ばれているテクノロジーで、オフセンター時の面ブレを抑止してくれる効果があります。
この技術を内蔵化することで横糸の長さを伸ばし、より撓みが強くなったようです。
フレーム形状の刷新
より高い面安定性を追求して、フレーム形状の見直しも行われたようです。
「面安定性」+「撓み」を組み合わせて打球感の柔らかさを出しているラケットで、ブレードのようにフレームのしなりによる柔らかさとは一味違うものになっていると思われます。
ラインナップとスペック
- ウルトラ100
- ウルトラ100S
- ウルトラ100L
- ウルトラ100UL
- ウルトラ108
の5機種が発売されます。
前作とは若干スペックに変更があります。
それぞれのスペックは以下の通り。
ULTRA100 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 320mm |
ULTRA100S スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 18×16 | 320mm |
ULTRA100L スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
280g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 320mm |
ULTRA100UL スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
260g | 100平方inc | 27inc | 24-26-23mm | 16×19 | 330mm |
ULTRA108 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
270g | 108平方inc | 27.25inc | 26-27.5-25mm | 18×16 | 335mm |
- 追記
錦織選手使用モデル、「ウルトラツアー」シリーズも同デザインでリニューアルされます。
こちらも「クラッシュゾーン」を装備し、95平方インチという小さめのフレームで、98平方インチくらいのパワーを出すことに成功し、操作性とパワーが両立したモデルになっています。
新作(V3)の詳細を見ると、ツアーなしとはちょっとテクノロジーが異なっていて、「PWS」が内蔵化されていなかったり、カウンターベイルが搭載されています。
どうやら、2020年デザインになっただけの模様です。
- ウルトラツアー95CV
- ウルトラツアー95 JP CV
- ウルトラツアー100 CV
- ウルトトラツアー100 TEAM
の4種が登場します。
それぞれの詳細スペックはこちらです。
ウルトラツアー95 CV スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
309g | 95平方inc | 27.25inc | 22mm | 16×20 | 325mm |
ウルトラツアー95 JP CV スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
289g | 95平方inc | 27.25inc | 22mm | 16×20 | 340mm |
ウルトラツアー100 CV スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
289g | 100平方inc | 27.25inc | 22mm | 16×20 | 330mm |
ウルトラツアー100 TEAM スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
290g | 100平方inc | 27inc | 25-26.5-24mm | 16×18 | 330mm |
まとめ
発売は2020年3月14日予定となっています。(ウルトラツアーは5月予定)
新ウルトラの前評判は、めちゃめちゃ打球感が柔らかいようです!
打つのが楽しみですね!
予約始まってます
前作のインプレはこちらです。
Wilson ウルトラv3 2020 Q&A
- ウルトラってどんなラケット?
高い面安定性が特徴でボレーの打ちやすさを追求して発売されたモデルです。優れた面安定性はストロークのコントロールにも恩恵を与えてくれます。(詳細な情報はこちらの記事でご確認下さい。)
- ウルトラv3 2020の特徴は?
縦糸の強い撓みを生み出す「新クラッシュゾーン」、横糸の長さを伸ばすことができる「新PWS」など、ストリングの撓みを重視しているラケットです。(その他テクノロジーの詳細はこの記事をご確認下さい。)
- ウルトラv3 2020のラインナップは?
「ウルトラ100」「ウルトラ100L」「ウルトラ100UL」「ウルトラ100S」「ウルトラ108」の5機種です。(それぞれの詳細スペックはこちらの記事でご確認下さい。)
- ウルトラv3 2020の感想は?