プリンス社から既存ラケットのスペック違い、派生モデルの発表がありました。
先日ご紹介したビーストの派生「ビーストMAX」に引き続きご紹介するのが、ファントムの派生モデルである、ファントムF1です。
本記事ではそのファントムF1に焦点を当て、
- どんなコンセプトで作られたのか?
- どんな特徴があるのか
- 現行ファントムとの違いはなんなのか
について情報を整理していきたいと思います。
ファントムF1のデザイン
フェース部は現行ファントム同様のネイビー。
シャフト部はビーストMAX同様ホワイト、文字の部分はグリーンという配色です。
ラケットコンセプト
プリンス社『PHANTOM』の振り抜き性能を生かしてフラットボールを最速化させた『PHANTOM F1』の全貌を公開!!どのショットも直球で勝負したい方にお勧めです!!【#プリンステニス】『ファントム・改』 フラットスピード最速化。PHANTOM F1の全貌を今夜21時公開→https://t.co/ew4t4OecJT pic.twitter.com/tTKzvjS6jl
— LAFINOテニスインプレ動画編集部 (@Lafino_movie) January 11, 2022
このラケットはフラット専用、直線的なボールでスピードを出して攻撃的なテニスをしたい方に向けて作られています。
オールラウンドに扱いやすいものが多い市場にあえて尖った性格で真っ向勝負してくるあたり、自信のほどが伺えますね。
ファントムF1の特徴
ディンプルフレーム
画像のようにフレームにゴルフボールのようなデコボコが施されています。
この恩恵でフラットな(直線的な)スイング軌道をした時の空気抵抗が低減され、振りやすさが向上するメリットを享受できます。
また、フレームの表面積が増すことで面安定性の向上も見込めるようです。
フェースサイズとストリングパターンの変更
ファントムF1は「98sqインチ」「18×18」というこれまたユニークなストリングパターンを採用しています。
現行ファントムは「100sqインチ」「16×19」ですので、フェースが小さく、目が細かくなっています。
ラケットのトップ付近までストリングスのピッチ(感覚)が均一になっていて、トップ部でインパクトをするハードヒッターに対応させています。
ファントムF1のスペック
ファントムF1 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 21-24.5mm | 18×18 | 320mm |
真新しいスペックすぎて打球感の想像が全くつきません。
早く打って確かめたいですね!
まとめ
以上、ファントムF1の新製品情報でした。
同じ派生ラケットであるビーストMAXとは真逆な方向のコンセプトで、これまた興味深いですね。
発売は2022年4月予定。
少し先ですが楽しみに待ちましょう。
現行ファントムのインプレです。
実機を打つ事ができました。
フラット専用と謳われてるのが納得できる打球感!
詳細はこちらにまとめました。
常識にとらわれない斬新な形状ですよね!