社会問題になっている物価高騰。
その余波はもちろんぼくらが大好きなテニス業界にも押し寄せて来ています。
先日練習用のボールを買いにテニスショップに立ち寄ったところ、
と、ちょっと目を疑いました。
後で調べたらメーカー公式サイトにシレッと告知されていました。
情報アンテナの感度が良い方は値上がり前にストックを準備しているのでしょうが、僕のアンテナは折れていて使い物になっていませんでしたw
いったいどれくらいテニス用品(ラケット・ストリング・ボール)が値上がりしたのか、気になったので情報を整理してみました。
正直思ったよりも上がっていてびっくりしちゃいました。。
値上がりの原因は?
ストリング・テニスボール共に材料として「石油」が使用されています。
エネルギー価格の高騰は連日ニュース等で目にする通りです。
プラス、製品を搬送する物流コストも高騰しているので、企業として存続するため致し方ない値上げだとは思います。
ではメーカー別にどれくらい値上げされたのかをチェックしていきます。
Wilson
- 2022/8/1
- 2023/1/1
上記の通り2段階で価格変更が実施されていました。
第2段階では、ラケット・ボール・シューズ…とほぼ全てのグッズ
例えば人気機種「BLADE98」のメーカー希望小売価格を例にとると、
¥30,800 → ¥33,000 → ¥35,300
となんと約15%も上がっています。
次に人気ストリング「アルパワー」「エレメント」のメーカー希望小売価格を見ると、
¥3,190 → ¥3,410
と約7%の値上がりです。
Prince
Princeもストリングやサングラス、ラケット、シューズとギア全般の価格を改定しています。
- 2022/4/1
- 2022/12/1
- 2023/4/4
という間隔で改定が行われています。
例えば私が使っている「PSU731」というサングラス、確か購入時の定価は
¥17,600でしたが、第1弾の値上げで¥18,700となり、さらに第3弾の値上げで¥19,800になっています。割合にすると12.5% です。
ラケットもシリーズ別に上がっていて、ビーストシリーズ、ツアーシリーズの現在価格は¥38,850と4万目前に。。。
Tecnifibre
Tecnifibreもラケット、ストリングの価格を 2022/7/1 に改定しています。
例を挙げると、
人気ストリング「XR3」が ¥2,860 → ¥ 3,080と約8%上昇。。
打ちやすいマルチが ¥3,000 以下という魅力があったのに残念ながら壁を越えてしまいました。。
もともと高級ナイロンだった「X-ONE BIPHASE」は ¥4,290 → ¥ 4,620とこちらも約8%上昇。もうナチュラルが買えそうです。。
ラケットでは「TF40」が、¥39,600 → ¥41,800 と約6%上昇しています。
Dunlop
Dunlopもテニスボールやラケットバッグなどのギアが、
- 2022/7/1
- 2023/1/5
- 2023/4/3
と段階を踏んで値上がりしています。
今回の調査で初めて知ったんですが、Dunlopのボールはオープン価格でメーカー小売希望価格がないんですね。。
ボールは第1弾、第3弾の改定で値上がりをしていて、第1弾ではプラス5%アップとのことで、第3弾では「店頭の価格を見てね」ということでどれくらい上がるかは明記されていませんでした。
ラケットバッグは12本入りのものが、¥17,600 → ¥18,700と約6%上昇しています。
Yonex
- 2022/8/21
- 2022/10/1
- 2023/1/5
- 2023/6/1
ウェア・ラケット・ボールと価格改定が入っています。
第2弾でラケットが改定され、今度の第4弾でストリングの価格改定が入ります。
というわけで、Yonexストリングを愛用している方は要注意です!
お気に入りをロール買いしておくと良いかも!
6月からは、ポリツアープロが ¥2,860 に ポリツアーレブが ¥3,190へと値上がり。
ラケットは「EZONEシリーズ」「VCOREシリーズ」が ¥37,400 「VCOREプロシリーズ」が ¥39,600となっています。
そして高級ラケット「レグナシリーズ」はなんと、¥51,700 !!
まとめ
というわけでテニス業界におけるテニスギア価格の上昇っぷりについて整理してみました。
約 5% 〜 15% ほど上がっています。
冒頭にも言いましたが、企業努力ではどうしよもない値上げなのでしょうがないのですが、1つ言えるのは、
「YONEXのストリングは今月中(2023/5)に買っておこう」
ということ。
ぼくもロールでストックしておこうかな。
あれっ!?こんなに高かったっけ??