2020年もあと3か月ちょいとなり、ラストスパート?なのか、各メーカーから様々な新作ラケットが発売されています。
Wilsonからは37年の伝統を誇る、プロスタッフシリーズのリニューアル情報が解禁となりました。
新作はデザインがかなり良くなっています。
その他にも新テクノロジーが搭載されての登場です。
どんな進化を遂げたのか、
☑️ ラインナップ
☑️ デザイン
☑️ 新テクノロジー
☑️ スペック
という観点で整理していきたいと思います!
ラインナップ
✔︎ プロスタッフ RF97 Autograph V13.0
✔︎ プロスタッフ 97 V13.0
✔︎ プロスタッフ 97L V13.0
✔︎ プロスタッフ 97UL V13.0
上記4機種に加え、ジュニアモデルの
✔︎ プロスタッフ 26
✔︎ プロスタッフ 25
も発売されます。
今作は、フェデラーモデルである、RF97とそれ以外のモデルで進化の仕方が大きく異なるものとなりました。
デザイン
V13はフェデラーモデルとそれ以外でデザインが異なっています。
プロスタッフカラーである「オレンジ」「レッド」のラインがフェデラーモデル以外には施されています。
フェデラーモデルは、「シルバー」「ブラック」のラインになっていて、よりシックなデザインに。
フェデラーが「オレンジ」「レッド」を好まなかったと言う噂です。
もう1つ、最近のウィルソンラケットは「アンコンタミネイテッド・デザイン2」と呼ばれる、ラケットヘッド部分にキャラクターカラーを施すデザインになっていますが、プロスタッフV13は、カーボンの編み目を施しています。
これがまた、カッコいい!
かなりデザイン性に優れたモデルだと思います!
搭載テクノロジー
テクノロジーもフェデラーモデルとそれ以外で異なっています。
まず、フェデラーモデルはデザインはV13ですが、中身はV11と同等とのことです。
V11は、2017年怪我から復帰したての全豪オープンで優勝、同年のウィンブルドンも制し、奇跡の復活劇を演じたあの黒ラケです。
フェデラーモデル以外には新たなテクノロジーが搭載されています。
- BRAID45
v13で追求したのは、初代プロスタッフMIDの打球感。
フェースサイズや素材が異なる中で、芯を食った時のあの柔らかさを再現するため、カーボンの編み方に着目。
従来よりも細かく編むことで、インパクト時にフレームが「横に潰れる」ようになり、「食いつく」柔らかい感覚が表現できるのだそうです。
- トップが細かいストリングパターン
ストロークを打つ際、ど真ん中よりもフェース上部で捉えるのが現代テニスの主流になっています。
その為、新作はフェーストップ部のストリングパターンを若干細かくし、スイートスポットをトップ寄りに移動させたようです。
- エラスティックペイント・コーティング
前作は「ベルベッドペイント・コーティング」と呼ばれる、しっとりした手触りが特徴のフレームでした。
これ、ちょっとはがれやすくて、耐久性が低かったんですよね。
それを改良したコーティングで、若干滑りのある手触りになって、耐久性が向上しています。
ブレードv7から採用されているコーティングです。
スペック
それぞれの詳細スペックはこちらです。
プロスタッフ RF97 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
340g | 97平方inc | 27inc | 22mm | 16×19 | 305mm |
プロスタッフ 97 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 97平方inc | 27inc | 22mm | 16×19 | 310mm |
プロスタッフ 97L スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
290g | 97平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 325mm |
プロスタッフ 97UL スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
270g | 97平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 325mm |
いちテニスプレーヤーとして、RF97に興味はありますが、使いこなすことを考えると、97Lあたりが妥当かなぁと思います。(おっさん週末プレーヤー視点で)
まとめ
以上、新作プロスタッフ、V13.0の情報でした。
個人的には「BRAID45」の打球感が非常に気になります!
発売は、2020年9月28日予定です。
早く打ってみたいですね。
楽しみに待ちましょう。
実際に打つ事ができました!
タッチの感覚が良く、サービスとボレーが好感触。
難しいけど難しすぎない、そんな印象でした。
詳細はこちらです。
予約始まってます →発売開始されました
プロスタッフ V13 Q&A
- プロスタッフってどんなラケット?
ステファン・エドバーグ、ピート・サンプラス、そしてロジャー・フェデラーと歴代No.1プレーヤーに愛された伝統あるラケットで、打球感とコントロール性が秀逸です。ですが、ラケット重量があり、反発性能が低い為ボールを飛ばすのにパワーが必要で、使いこなすのが難しいラケットでもあります。軽量版も販売されているので、パワーに自信のない方はそちらをおすすめします。(詳細はこちらの記事をご覧下さい)
- プロスタッフV13の特徴は?
長い歴史の中、新素材の採用、フェースサイズを変化させながら、進化してきたプロスタッフ。今作は初代プロスタッフの打球感を再現することをコンセプトに開発され、「BRAID45」と呼ばれる新しいカーボンの編み方が採用されました。この技術でボールの喰いつきが良くなり、打球感の向上につながっています。(詳細はこちらの記事でご確認下さい。)
- プロスタッフV13のラインナップは?
「プロスタッフ RF97 」「プロスタッフ 97」「プロスタッフ 97L」「プロスタッフ 97UL」の4機種とジュニア用2機種が発売されます。(それぞれの詳細スペックはこちらの記事でご確認下さい)
- プロスタッフV13のインプレは?
タッチの感覚が良く、サービスとボレーが好感触。難しいけど難しすぎない、そんな印象でした。詳細インプレはこちらです。「プロスタッフ97V13」