ヨネックス最高峰のラケット「REGNA」を打つことができました。
ヨネックスの技術を集結し、新次元カーボンNamdを搭載した至高の逸品「REGNA」。
スピン、フラット、スライスとあらゆる球種の質を高い次元に引き上げ、勝負どころでは爆発的なパワーを発揮!https://t.co/rU2ViUXuBJ#yonex #ヨネックス #tennis #テニス #EZONE #REGNA pic.twitter.com/DHtCjNlUPT— yonex.co.jp (@yonex_jp) 2019年3月15日
このラケットは今作が2代目で、初代は2014年に発売されています。
前作は打ったことがなく、今回が「初レグナ」でした。
メイドインジャパン、YONEXがこだわり抜いて作った逸品をしっかり打ってきたので感想をまとめます。
ラケットのコンセプトと特徴
「ラケットのパワー」と「コントロール性」の両立をコンセプトに、YONEXの技術を結集させたラケットです。
2014年の時点で「これ以上はできない」ところまで拘って作り上げたそうです。
ですが、2018年からYONEXのラケットに搭載されている新カーボン「Namd(エヌアムド)」が登場し、
「この素材なら新しい性能を導き出してくれる」
という感じで2019年モデルが作られたようです。
搭載されたテクノロジーやラケットスペック等の詳細はこちらにまとめています。
デザイン
今作はブラック基調となっていて、落ち着いていて強そうな印象です。
ラケット下部(シャフト寄り)の幅が広くなっていて、YONEX独特の長方形っぷりが弱いように見えます。
特徴的だったのが、ヘッド部がツルっとしているところ。
キャップグロメットっぽい感じです。
これも拘りなのかな・・
空気抵抗はなさそうですね。
ファーストインプレッション
ウォーミングアップのミニラリー、ボレーボレーで感じたのが、「ボールが乗る」感覚です。
VCORE PRO100は弾く感じが強かったので、最初の印象からだいぶ異なります。
また、レグナはレザーグリップがデフォルトです。
やっぱりレザーは「角」がしっかりと感じられて握りやすいですね。
ストローク
厚く捉えた時の感触は抜群です。
一瞬加えてスパンと飛んでいきます。
ワイドな形状なので擦るスピンが掛けやすそうに見えますが、弾きが弱いので良いボールが飛ばせませんでした。
個人的に最も良いと感じたポイントは、
差し込まれた時にもしっかり飛んでくれる点
です。
相手の深いボールに差し込まれて打点が近くなってしまった時でもしっかり飛んでくれるんです。
多分VCORE PRO97だったらボテボテになってるでしょう。
ラケット下部の幅が広いので根元部分のアシストが強いのかもしれませんね。
差し込まれがちな私にはかなり助かります。
ボレー
ボレーでも食いつき感がありコントロールがしやすい印象でした。
レザーグリップの恩恵か、面の感覚が冴えていて「今日は調子が良いかも」と感じさせてくれます。
バランスは325mmとちょっとトップヘビー気味ですが、操作性も悪くありません。
「ちょっとアングルを狙ってみよう」みたいな欲が湧いて、薄い当たりでスイートスポットを外すと急に硬い打球感になり飛ばなくなってしまいました。
薄い当たりにはちょっと難しいラケットかもしれません。
サービス
スピンで弾ませるよりもスライスで滑らす方が効果的なサービスが打てました。
今メインで使用している「バーン100S CV」はストリングへの引っ掛かりが強くしっかりとボールの弾道をあげたスピンサービスが打てるのですが、レグナでは同じように挙げることができず・・
スライスに関しては想定通りに曲がって滑るサービスが打てて、そこから展開することができました。
ただ、サービスに関しては振り抜きにちょっと違和感が・・
「ラケットヘッドが走る」という感触があまりなく強いインパクトが取れないように感じました。(お前の腕のせいだろという反論は受け付けます)
試合形式では、サービスウィナーもありましたし普通にキープもできていたので、自分の感触の問題だけかもしれません。
ラケット評価チャート
まとめ
各ショットを一通り打って感じたことをまとめると、
- 食いつく感じが強い!
- コントロール性が良い!!
- 面の感覚が掴みやすい!!!
- サービスの振り抜き感が合わなかった・・
という評価です。
ボールのスピードよりも打球感を大事にするプレーヤーに好まれるラケットだと思います。
興味があったら是非試してみてください。